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第十八話 コエロフィシス

 俺の目の前にいる。新たに表れた恐竜はコエロフィシス俺よりちょっと背が高いくらいの恐竜が目の前に5匹いる。


 俺は気を纏い臨戦態勢に入る。


 またエオラプトルみたいな。テリトリー的な感じの場所に入ってしまったのかな。また、たくさん出てきそうだ。この先が不安になりながらも俺は攻撃を仕掛けた。


 やっぱり初手はこれしかないよね。


 俺は地面に気を纏った手で殴り、衝撃と気と土の礫で攻撃してみるが普通に後方にジャンプして、礫も器用に躱された。


 まぁ予想通りの反応だな。前のエオラプトルも同じ感じの格好だし、普通によけられちゃうと思ったよ。


 俺はすぐさまコエロフィシスに近付き、裏拳を5匹の顎に命中させて顎を粉砕して全部を倒す。後ろに何かを感じたので振り返ってみると、新たにコエロフィシスが背後の草の中からこちらを見ているのに、俺は気付きそのまま飛び上がり、コエロフィシスの頭上から頭めがけて俺はパンチを繰り出しその1匹を倒した。

 

 その草の中にはさらに2匹のコエロフィシスがいた。その二匹が俺に襲い掛かってきたので、2匹にアッパーを食らわせて永眠させて戦闘は終了した。


「これは、エオラプトルのパターンになりそうだな」


 草木をかき分け、先に進むとやはりと言っていいがコエロフィシスの大群がいた。


 逃げてもどうせ気付かれるだろう。


 俺はそのまま最大の気を右手に集中させ纏わせて、一番密集しているところに突っ込んで拳圧と気の衝撃で巻き込み密集していたコエロフィシスたちを倒す。

 

 ほとんどが一斉に襲い掛かってきたので、すぐに気を回復させ俺は気で全身をガードして防ぐがそれでもコエロフィシスたちの爪は防ぎきれずにあちこちに切り傷ができ、そのまま食らいついてくるものや引っ掻き回して離さない。


 俺は正拳突きを放ち、俺の体に纏わりついていたすべてのコエロフィシスたちを吹き飛ばし近くにいる1匹の頭に鉄槌打ちを食らわせ倒す。正拳突きで吹き飛ばしたときに、前の3匹と後ろの1匹は俺の拳と肘にあたり今遅れて倒れる。


 次はコエロフィシスが飛びかかってくるのと、走って突撃してくるのに分かれて攻撃してきた。気を集中させた右手を地面に向かって振り下し俺を囲むように土の礫を衝撃で上に飛ばす。

 

 突撃してきたコエロフィシスたちは躱したが上から飛びかかってきたコエロフィシスたちはよけきれず鋭い礫に当たり、突き刺さり、その場に落ちて倒れこむ。


 それを見た他のコエロフィシスたちは飛ばずに走って突撃してきたが、俺はそのまま動かず正拳突きで迎え撃ち10匹を巻き込み倒す。それでも、コエロフィシスたちの突撃はまだまだ止まりそうになかった。


 俺は今出せる最大の気を両手に纏わせ全方向の空気を殴り、気と衝撃の振動を空気中からコエロフィシスに伝える。近くにいたものは消滅して、ちょっと離れたところにいたコエロフィシスや草木は見るも無残な姿になりコエロフィシスたちを全滅させた。


 今回はさすがにきつかったな。


 俺は完全に全部の力を使い切り肩で、息をしながら大の字になってその場に倒れこんだ。


 さっき使った技は今の俺ではまだ体に負担がある技で、俺は気の量はまぁまぁあるのだが気を送れる量が今は少なく、その送るところの強度を操る力も弱いため腕が爆発して大変なことになっている。


 めちゃくちゃ痛い今まで爆発したことはあったが、腕がなくなるほどの絶妙な爆破加減は体験したことがなかったので、初めての痛みに本体の俺も汗が出て戸惑っている。


 まだ、うまくはないが気結から体内に気を送り込み止血し、体内の細胞の活性を促し俺の肉体をゆっくりとだが再生していく、それから1時間がたち体の再生も終わりすべてが元通りになり、傷一つのない姿になった。


 気も十分に回復した。それから周辺を見回してみるとあたりがちょっと暗くなっていた。


 この地下世界には朝夜が存在するのか。そういえば雨も降っていたな。


 それからしばらく、あたりを探索したが出てくるのはコエロフィシスたちばかりだった。完全に暗闇になり、あたりは昼間と違い何も見えないほど、一寸先は闇状態になっているが目に気を集中させて視力を高めて目を強化する。


 ちょっと先が見えるようになった。ついでに耳にも気を集中させて聴力も強化しておく。


 目だけだと、ほんのちょっとの先しか見えないため念のために耳も強化しておきたかった。


 探索を中止して朝になるまで待つことに決めた。夜は多分ここの生活の長い恐竜たちのほうが、圧倒的に有利しばらく暗闇でも活動ができるようになるまでは、夜の探索はできそうにないな。


 そこら辺にある草の下に穴を掘りその穴に身を潜め、明るくなるのを待つ上を見上げてみると星などの光は何もなくただただ、暗黒が広がっていて見ていてつまらなかったが我慢して朝になるのを待ち数時間後、朝になった。


 ここの夜はだいたい5時間暗くなるので本体のいる地上は、よりは短いがずっと気を配らなくてはいけなかったので疲れる。


 俺は隠れていた穴から抜け出して、周囲に何かいないかを確認して探索を再開する。


 ほんとに何匹いるのだろうか。コエロフィシスは肉食恐竜だから、群れないと思っていたんだがな。

 

 今度も巣を見つけて卵があったので、卵をまた拠点の方向に投げ飛ばしてコエロフィシスの卵を回収した。


「がぅ」


 先のほうで音がしたので進んでみるとコエロフィシスたちが、お食事をしていた。食べているのは同じコエロフィシスだった。


 共食いをしている。


 お食事に夢中で俺に気付かないようだ。俺はお食事が終わるまで待つのは面倒くさいので、さっそく俺はコエロフィシスたちめがけて飛び上がり、一瞬で5匹の頭を殴り反撃を与える隙も与えずに容赦なく倒した。


 ちょっと面白いことを思いついたので1匹でいる。コエロフィシスを攻撃して弱らせてみた。仲間は怪我をしたコエロフィシスを見捨てて先に行ってしまった。


 その怪我をしたコエロフィシスは何とか仲間のもとに、行こうとするが足を引き釣りながらの移動なのでスピードは遅い、道は記憶しているのか迷っている気配は全くない。


 しばらく観察を続けていると、取り残されていたコエロフィシスが別のコエロフィシスの群れと出会った。怪我をしたコエロフィシスは威嚇をしている。コエロフィシスの群れはその周りを逃げられないように囲い始めた。


 一斉に飛びかかり怪我をして群れから離れたコエロフィシスは、抵抗しているが全方向からの噛みつき引っ掻きにより、肉が裂け倒されてしまい食われていた。


 やはりこの恐竜は共食いをするみたいだな。


 俺と戦っていたときと同じ戦い方だったな。あの戦い方が恐竜界では人気なのだろうか、まだこのパターンしか見てないな。


 これからの戦いもこのパターンになるのかな。これからの戦いがつまらなくなるのではないかと不安になる。


 俺は草木をかき分け、違う種類の恐竜と出会うため新たな土地、生息地を目指し先に進むもコエロフィシスたちと遭遇し何度も何度も戦った戦闘がすべて似たような戦い方で、囲んで戦う感じだったので、作業と化していた。


 コエロフィシスが出てきては淡々と始末していく、最初戦った頃のワクワク感はもうない早くこのコエロフィシスの生息地から抜け出したくなった。


 しかし、遭遇頻度が多すぎると思うのだけどかなりの量がいるのかな。なぜこんなにたくさんいるのだろうか。あれか俺がいちいち、偵察部隊みたいなのを排除しているのが悪いのか、はたまた大量のコエロフィシスたちを倒してしまったからだろうか。


 いろいろ思い当たる理由が多すぎるが、確実にコエロフィシスたちから追われている。


 仕方ない周囲の探索は後回しにして次の場所に急ぐか。


 俺は全力で走って、新しい恐竜を探しにコエロフィシスを躱しながらジャングルを先に進んでいった。


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