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詩集 迷い道

決別宣言

作者: 小日向冬子

そう


でもわたし

みんなにすごいねって言われるために

生きてるんじゃないから


それにね


あなたを満足させるために

生まれてきたんじゃないし



植えつけられたモチベーション

ゆるやかなコントロール


自分では気づけないほど

深く根を張っている


なんて巧妙なやり口


張本人のあなたにだって

きっとわかっちゃいないんでしょうね


優しくて我慢強く

しっかり者で親孝行


間違ったことは望んでないもの

誰も責めたりしないもの



でもね

それなら聞くけれど


あなたが欲しかったのは

本当にわたしという人間ですか?


誰もが認めるよい子が欲しいだけなら

わたしのことなどもう捨ててよ


条件付きの愛なんて

こっちから願い下げだから

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