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元勇者は日常ブレイカー  作者: ライト・ユーテ
第二章 戻り行く日常
6/41

どこの世界にも馬鹿はいる

どうも作者のライト・ユーテです!

まだまだ頑張りますのでどうぞよろしくお願いします!!



はぁ面倒くさい

と、俺が思っている理由は簡単である、今俺の目の前にいる男子が原因だ


「おい!お前!黒崎とかいったな、お前はキャリスさんのなんなんだよ!!」

「はぁ?」

「何なんだって聞いてるんだよ!・・・ったく、何でこんなやつにキャリスさんが・・・」

あきれて思わず変な返しをしてしまった

何言ってんだこいつ

完全に俺を見下している目だ てか、なんだこいつ?

 「友達だけどそれがそうした?」

と、言うと相手の男子は鼻で笑うように「ッフン」といい

「お前がキャリスさと友達?馬鹿も休み休みに言えキャリスさんはな俺みたいな人と友達になるべきなんだよ!!」

あまりにも馬鹿すぎて一瞬笑いそうになったが何とか抑える


「え?何いってんのお前?馬鹿じゃねのか?」


「な、なんだと!?」

と、顔を真っ赤にして切れ始めた

いや、こいつまじで馬鹿だろ

「なあ、リーナがお前と友達って認めてるのか?完全にお前の願望にしか見えないんだが」

「な!?お前!なにキャリスさんを名前で呼んでるんだ!」

「質問に答えろよ、あと名前はリーナが呼べって言ったから呼んでるだけだ」

「嘘をつくな!」

と、完全に切れてらっしゃる

「本当だよ、だよなリーナ?」

「はい、私がリーナと呼んでくださいと言いましたよ、あと雷斗君は私の友達です」


「まず、リーナは物じゃないんだからその言い方やめろよ、あと、友達を選ぶことでお前が口出しすることじゃないだろうが、誰と友達になったってリーナの勝手だろうが」

「な!?」

「自分こそが相応しいとか相応しくないとか友達にそういうのは関係ないだろうが」

「くッ調子に乗るなよ!!!」

といって今にも殴りかかりそうだったので

「・・・・調子に乗っているのはどっちだ?」

軽く殺気をぶつけてやった

本当に軽くのつもりだったんだが

「っひ、お、覚えてろよ!!」

といってどこかに逃げていってしまった

いやいやびびりすぎだろ


いつの時代にもどの世界にもいるんだなああいう馬鹿って

あれ?なんでみんなこっち見てんだ?

リーナなんか少し顔が赤いし・・・・

あ、や、やべぇやっちまった!さっき目立たないって決めたばっかなのに!

  でもまあ、今回はあの馬鹿のせいだししょうがないか


すると隣にいるリーナが

「す、すみません雷斗君、私のせいで迷惑をかけちゃって・・・」

と、あやまってきた

えー子やー

別にリーナが謝ることはなにもない

全部あの男子のせいだしな 

「いや、お前のせいじゃないだろ、それに俺も腹が立ったしな」

「あ、ありがとうございます」

お礼を言うリーナの顔は少し赤く染まっていた、が 太陽の光が丁度当たり雷斗はきずかなかった




さてと

まあ、友達ができたし結果オーライってことでいいんじゃないかな

これから目立つことをしなければいいはずだし

今日は初日だから大丈夫なはず!!


俺、初日からいろいろやらかしてんだな・・・

ま、まあ!落ち込んでいてもしょうがないし!

きっと大丈夫だよな、






ほ、本当に大丈夫だよな?

「・・・はぁ」

「どうしたんですか?雷斗君?」

「いや、なんでもないよ・・・」




リーナ「と、友達って言ってもらえた!やった!」

 雷斗「どうしたんだリーナ?」

リーナ「ひゃっ!な、なんでもないです!!」


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