学園へ
どうも、最近畳の目の数を数えるのが上手くなった作者です!
今後ともよろしくお願いします
「・・・はぁ」
俺は今学校の体育館に来ている、何でため息なんてついてるかいうと
『――であるからして』
これである 校長先生の話が物凄く長い、周りの生徒を見てみるとやはり暇なのかあくびをしている生徒や寝ている生徒までいる。
まあ、しょうがないといえばしょうがないわな
俺だって今すぐにでも寝たいよ、でも俺は我慢する なぜかって?
ここで寝ると先生やほかの生徒に不真面目な生徒という印象を与えてしまうからだ 俺いい子じゃね?
『―――では、これで話を終わります』
終わった・・・やっと終わった!
やっとこの地獄から開放される!!
あの爺め、1時間も話しやがってッふざけんな!俺のか弱い体がずっと座ってたせいでガチガチだよ!!
まぁ、嘘だが それにもしそうなったとしても俺は魔法が使えるので体の状態異常ぐらいは簡単に直せる、が見つかると面倒なのであまり使いたくはないな
「んー俺のクラスはどこだ?」
俺 絶賛迷い中!
俺が迷っている間に他の生徒はみんな教室に入っちゃうし
やばい、どこだ!早く見つけないと遅刻魔の称号が付けられてしまうかもしれない!
誰かー!おたすけー!
「ど、どうすれば・・・」
「・・・あのー大丈夫ですか?」
ん?誰だ?
声のするほうを見てみるとそこには俺と同じ位だろうと思える女の子がいた
しかも透き通るような金髪に吸い込まれると思えてしまうような綺麗な青い目の美少女だった。
ふーん 金髪か、ハーフではなさそうだな・・・・じゃあ純粋なアメリカ人といったところか
まあ俺は相手が美少女だろうと別に戸惑いはしない
こんなことで戸惑っていたら勇者なんてやってられないからな
「ああ、少し迷ってな」
「あ、そうなんですか何組なんですか?」
「1組らしいんだが・・・」
「あ、じゃあ一緒ですね私も1組なんですよ」
「一緒か、悪いんだがついて行ってもいいか?1組が何処だかわからなくて困ってたんだ」
そして、相手の美少女は目を見開いて少し驚いたような顔をした
あれ?俺なんかへんなこと言ったか?
「いいですよ あ、私リーナ・キャリスっていいますリーナって呼んでください」
「俺は黒崎雷斗だ、好きなように呼んでくれ」
「じゃあ、雷斗君こっちですよ」
いきなり名前でか、そんなに仲良くなった覚えはないんだが、まあ、美少女に名前で呼ばれるのは役得な気がするし、好きに呼べっていったのも俺だし
いっか
「ここが1組ですよ」
「おう、サンキュー」
じゃ、とりあえず自分の席を確保して寝ますかね
ガラガラッ
ドアを開けるとクラスにいる生徒の目が一気にこちらにそそがれた
あれれー?
すごく・・・・疲れました