表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元勇者は日常ブレイカー  作者: ライト・ユーテ
第二章 戻り行く日常
10/41

懐かしい記憶

少し文章の量を増やしました!!!

これからもよろしくお願いします!!

次くらいにキャラを増やすと思うのでよろしくお願いします!!



どうも雷斗です!今俺は糞野郎に言われた通り屋上にいます!!

で、今の状況ですが―――



「おい てめぇ俺の後輩を可愛がってくれたみたいだなぁ?」

と、言ってきたので俺は仕方なく、本当に仕方なく答えてやった

「いえ 別に可愛がってなんていませんよ?そいつが勝手に絡んできて逃げていっただけですもん」


嘘はいってない

殺気を当てただけで別に手は出していない訳だし

だがどうやら先輩はせっかく答えてあげたのに俺の返答に満足していないようだ。


「あぁ!?てめぇの言う事はどうでもいいんだよ!!ほら、さっさと金になるもん置いてけよ、そうすれば少し殴るぐらいで許してやるよ・・へへへっ」



どう考えても少しじゃないだろう

どうせこれに従ったらまた絡まれてお金を持ってかれるに違いない

こいつ等にとっては俺は格好の獲物なんだと思う



「はははっ!!冗談きついよな竹は!前も同じこと言って何回も金巻き上げてたじぇねぇか!」

と、チンピラBが可笑しそうに笑う

なるほどこの偉そうな先輩は竹というのか

竹っていう割には随分と性格がひん曲がってるような気がするが・・


「まったくだよ!まあ、そのおかげで今日も俺らはそのお金で遊べるわけだけどな!ぎゃははははっ」

「違いないですねっ!はははっ」

と、リーナをナンパしたあの糞野朗まで笑い出した

「ん?何だお前怖くて何も言えないのか?まぁ仕方ないか!!ぎゃはは!」

ああ怖いよ

お前のその変顔が怖いよ

「確かに先輩の変顔は少し怖いですね」

「なんだと!?」

あ、声に出しちまった

ま しょうがないよな俺は素直な子なんでな

てかもう敬語とかいらねえだろ


「五月蝿いぞ先輩、耳元で大きな声を出さないでくれ不快だ」


いきなりの俺の変わりように先輩らは一瞬ポカンとした顔をしたが

すぐに言われた意味を理解したのか徐々に顔を真っ赤にさせていく

「ちっふざけやがって!!もう只じゃおかねぞ!!」

「後悔させてやる!」

「調子に乗りやがって!!」



なんかいろいろ言ってるが俺はとりあえず言いたいことを言っておく事にした

「お前らみたいに集まらないと何もできないとか、そんな奴の何を怖がるんだよ」

これじゃあ向こうの世界の盗賊と同じだ

盗賊は容赦なく殺す それが当たり前だ

だがここは向こうの世界とは違って正当防衛でも相手を殺したら捕まる

軽く殴って終わらせるか・・・



と 思っていたのだが―――



「あ!先輩!俺いいこと知ってますよ!」

「あ?なんだ?」

「こいつの友達にリーナって奴がいたでしょ!」

「・・・・確かにいたな」

「実はこいつの妹もそいつと同じぐらい可愛いんですよ!」

「・・・ぎゃはははっいい事思いついたぞっ!そのリーナって奴とこいつの妹、こいつをやってから呼び出して犯してやろうぜ!!!」

「お!いいね~流石竹ちゃん!!いいこち考えるな!ぎゃはは」

「ぎゃはは!大丈夫だよお前には犯した後にちゃんと返してやるからな!」

と 男共4人は楽しそうに「ぎゃははは」と笑っている















――――――なんだと?


リーナとマイを犯す?

誰が?

お前等が?

糞野郎の癖に?

俺の妹と親友のリーナを?

犯す?





・・・・・殺すぞ?





俺はゆっくりと竹という男に近づいていく

そしてすっと目を細めてそいつの顔を見る

「あぁ!?んだよ!!何か文句があるn「消えろ」グバァッ」


男の顔面に軽くパンチをお見舞いしてやると殴られた男は6m位吹っ飛んだ

「な!?てめぇ!!よくも竹を!!」


普通の人間には目に追えないスピードで二人目の男の後ろに回りこみ

蹴りを入れた

「ガハッ」といいこちらもまた6mほど吹っ飛んでいた

「ちっ調子に乗るなよ!!」

「ふざけやがって!!」

といい 残りの二人が突っ込んできた

だが慌てずに俺は相手のパンチより早く自分のパンチを放ち相手の腹に当てた、そのあと足を後ろにまわし 残りの一人に回し蹴りを当ててやった



「ガハッ・・・」

「いてぇっいてぇよ・・・」

「ひっ・・・くっくるな!!化け物!!」

「カヒューッヒュー・・・・」

化け物といったやつの顔面に蹴りを入れて黙らせた


「・・・・もう俺にかかわるな、次何かやったら・・・殺すぞ?」

といい俺は軽く前よりも少し強い殺気を当てて屋上の階段を下りることにした







教室に戻るため廊下を歩きながら俺はふとさっきの男の言葉を思い出した

『ひっ・・・くっくるな!!化け物!!』



――――懐かしい言葉だな


俺が勇者のときはよく敵からそう呼ばれていた

だが俺が倒した魔王も俺とそう力は変わらなかったがその魔王に勝ってしまった俺はふと自分で思ったことがある


―――魔王と呼ばれる者を殺した俺はそいつよりも化け物なんじゃないか?

と、考えたが俺はすぐにその考えに結論をつけた

『ま、いっか』と

それから俺は周りから化け物と呼ばれようと気にしなくなった

だが、こっちに戻ってきてから呼ばれたことが無かったのでつい懐かしくなってしまった。



「はははっ俺の柄じゃないな」

俺はそう思いつい笑ってしまった

そんなことを考えていたらいつの間にか教室についてしまった

俺は心配をかけないように落ち着いた顔で教室のドアを開けた



まだまだかくぜ!!

お気に入りに入れてくれている読者の皆さん!ありがとう御座います!!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ