地球への帰還
ヒュウゥ――と、音が鳴り何もなかった地面が光だし魔法陣が現れた。
その魔法陣から少し幼さを残す黒髪の少年が現れた、だが少年の表情は年相応とは思えない位落ち着いた表情をしていてなおかつどこか少し悲しそうだった―――
「・・・あぁ、戻ってきたんだな・・・」
と、少年が静かに呟いた。
少年の名前は黒崎雷斗、普通だったら高校生になる位の年齢である。
プープープーッと何かの音がした
「おいッ!君、大丈夫か!」
さっきの音はパトカーに乗ったこの警官が鳴らしたらしい、なぜ鳴らしたのかその理由は簡単である、雷斗の格好が問題だった、雷斗の格好は薄いぼろぼろの服を着ているだけでとてもじゃないがまともな服装とはいえない。
――――その瞬間今まで耐えていたのか雷斗は力尽きるように倒れ眠りについた。
―――――黒崎の家で―――――
ドドドドドッガタンッ!!バタンッ
「マイッ大変よッ!」
「はぁもうお母さん、急にドアを開けたら危ないよ」
「それどころじゃないのよ!」
「どうしたの、そんなにあわてて」
「雷斗が、雷斗が見つかったのよ!!」
「え!?お兄ちゃんが!?」
「今すぐ雷斗のいる病院に行くわよ!」
「え、ちょ、ちょっとまってお母さん!!」
お兄ちゃんが行方不明になってから3年もたった、今会いに行くからね!お兄ちゃん!
素人1話目です!!よろしくお願いします!!