おいでよ
“キミもこちらにおいでよ”と
地の底で
手招く
大切な友人
そして
大好きであった人
奈落の底へ
手招いている
一人で逝くのは寂しいのかい?
一人で逝くのは悲しいのかい?
君を殺したボクを
恨んでいるのかい?
道連れに
長い旅の片割れとしたいのかい?
君の傍へ行きたい
君の手をまた繋ぎたい
あの親友だった頃のように
もし君が微笑んでくれるのなら
ボクはどこまでだって
堕ちていこう
ボクの居場所は
君の傍なのだから
そこ以外考えられない
ああ、なのに
なぜ今
ボクと君はこうやって離れているのだろう
全てボクが悪いのはわかっている
それでもボクは
嘆き続ける
“キミもこちらにおいでよ”と
今夜もまた
君が呼ぶ