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愚者

いつか絶対 殺してやるよ


呪いの言葉をただ一つ

届かぬ者へと どこかから

一人の愚者が 呟いた


想い 思い 重い 思う

届くことなく ただ溢れ

溢れる思いは 愚者を壊す



死ねよ 塵共

私の知らぬ 遠いどこかで

全く知らない誰かとして 精々苦しみ 果てていけ


一つ 二つ 三つ 四つ・・・

呪いの言葉を紡ぎ続けて

一人の愚者は 怒りに狂う


遠く はてなく 届くことなく

それを知りても なお抱く

暗く 醜く 怒りに溢れ

愚者は一人で 拳を握る



怒りに狂いて 己を壊し

壊してなおも 怒りは届かず

壊したはてにあるものは 醜き愚者の死体のみ


体が朽ちて 塵となし

形なき思いは呪いとなりて

呪いが誰を襲うかなど 論ずるにも値せず


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