無題
もう何も、わからない。
私は何がしたいんでしょう?
ようやく作り上げた居場所すら台無しにしようとしてまで
私は 何がしたかったんでしょう?
もう全てが わかりません
望んだことも
夢見たことも
諦めたことも
悲しんだことも
辛かったことも
もう全てが ぼやけている
視点があわず 見えないんです
綺麗だったはずのそこが
大事だったはずのそれが
大切だった人すらも傷つけようとする自分が
もう 嫌なんです
大切な人たちに 多くを貰いました
友愛 言葉 思い 感情 そして 思い出
それはいつも輝いて こんな私を照らしてくれました
何もない私が 思わず言葉と笑みを返してしまうほど
それはとても 大切なものでした
嫌った人たちからも 多くを貰いました
拒絶 恨み 嘲笑 悲しみ そして 暗い影
それはいつも私を襲い 私の心を陰らせます
それは私のどこかを削り 壊していきました
けれど 今は
全てが灰色に見えるのです
何も考えることが出来ず 眼だけを宙にさ迷わせ
全てが手につかない
大切なものを見失い 思いがわからず 言葉を紡ぎ
きっと私は 大切な人を傷つけていることでしょう
こんな私はいらないんです
必要ないんです
嫌われるのは辛くても こんな私の傍には誰もいない方がいい
大切な人を傷つけてしまうくらいなら
もう 傷つけてしまったのなら
私はここにいる権利はない 意味もない
誰が許しても 私が私を許せない
私は いつだって身勝手でした
感情をうまく出せないことも
うまい言葉が出ないことも
感情の赴くままに言葉を吐き出すことも
自分の約束一つ 守れないことも
立ち向かう勇気がないことも
涙一つ 人前で流すことが出来ないことも
誰かを信じて 頼り切ることが出来ないことも
だというのに 突然全てを放り投げようとすることも
今もこうして 考えることを放棄している
私はやはり 生まれてはいけなかった
あの日 あの人に救われてはいけなかった
あの人たちに出会う権利など 存在しなかった
化け物のように呼ばれた通り 化け物になってしまえばよかった
そうすれば
少なくとも 好んだはずの言葉で誰かを傷つけることはなかっただろうに




