裏切りと偽りと・・・・
ホント、何やってんでしょう・・・・
何も 信じなかったわけじゃない
誰かを 信じなかったわけじゃない
ただ 一時に重なり合った裏切りが
私の中で生涯残るような暗い影を残した それだけのこと
信じ 裏切られ 嘘を吐かれ
望み 悲しみ 傷ついた
許し 手を取り また手を払われた
望み 喜び 涙を流した
血の繋がりも
距離感も
関係性も
どれほど言葉を紡ぎ 信じていても
暗い影が起き上がり 囁いてゆく
『お前はきっとまた裏切られるさ』
『相手がそう思っている確証なんてどこにある?
まして お前自身の思いが偽りでない証拠はあるのか?』
『お前は誰も信じることなど出来ない
今ですら 誰も信じてなんかいない』
『上辺すら取り繕えないお前が
思いなんて曖昧なものを成り立たせることなんて出来るわけがない』
『「怖いから触れない」 それがお前の出した答えだろう?
一人でいろよ 一匹狼気取り』
あぁ そうだ
私はずっと怖いまま
裏切られたこと 拒まれたこと 偽られたこと
『無』という表情を『強い』と勘違いして
結局は堪えることもなく 我慢は決壊し どこかへとぶつけていた
怒りを 悲しみを 人ではなく 何かへと
どこかへ行くことで それを変えていた
どれほど信じても 人は偽る
どれほど望んでも 人は裏切る
どれほど思っていても 思いは正しく伝わることはない
『それでも信じたい 友達だから信じたい』
裏切りを知らぬ幼子が言った 馬鹿みたいにまっすぐな言葉
泣き虫で よく笑う どこにでも居た子どもだった者は
もう どこにもいない
誰も信じないことは 誰にも信じられないということ
それでいい
信じるから 裏切りが怖い 偽りが痛い
ほんの一握りだけ残った 信じることへの未練
その未練も私は いつか握りつぶして 粉にしてしまうのだろう
たった一つの黒い点
それが黒い影となって襲い 私という全てを壊していく
それでいい
それでいい それでいい
何も残ってない私に 壊れるようなものなど
失うようなものなど どうせありはしないのだから




