場所
『頑張れ』なんて 言わないから
あなたが頑張っていることを
あなたが立ち向かっていくことを 私は知っている
そして
私自身の『知っている』『わかっている』という言葉が
『あなたの思いの全てを理解できることではない』 ということも
人は人の道に交わっても その道を歩むことは出来ない
人の痛みを知っても 痛みを代わることは出来ない
人の喜びを知っても 笑顔と言葉でしかわかちあうことは出来ない
人とはややこしく 面倒な生き物であり
言葉と表情でしか 他者の思いを感じることは出来ない
だが
だからこそ 私は言葉を紡ごう
この距離がどれほど遠く 面と向かって言うことは出来ずとも
他者から見て この繋がりが信ずるに値しないものであったとしても
私たちは互いの言葉に惹かれあい 信じ 頼ることを選んだ
焦らなくていい ゆっくりでいい あなたのペースでいい
大丈夫 いつでも私は 私たちはあなたの味方
無力で 不器用で 口下手で 何も出来ないかもしれないけれど
あなたの言葉を受け止めるくらいは出来る
無理をしないなんて 出来ないかもしれない
だけど 辛いなら 『辛い』と言っていい
悲しいなら 泣いていい
怒りたいなら 愚痴くらいなら聞けるから
感情を隠さないで
無理して抱えないで
居場所あることを忘れないで
形のない感情が行きかう中で
私は大切な人の居場所になりたい
時に強固な壁となり
時に和を保つ王となり
時に武装し 全てを守る兵となりたい
城の中に入った 一握りの守るべき者たちに
誰よりも 幸せな笑顔でいてほしい




