表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/62

太陽と無

書きたくなった

ときたま見かける 太陽のような者

その人の周りには常に人がいて 笑顔が溢れる

軽やかに紡がれる言葉 優しげな笑み

自然なしぐさ 多くに愛される者


私にはなれない

優しくあるということ


私にはできない

笑顔であるということ


私にはない

口から紡がれる 多くの楽しげな言葉の数々


妬ましい

そう思う私は あぁ なんて醜いのだろう



拒まれたから 人を遠ざけ

愛されぬから 家族を疎み

裏切られるから 友を作らず

気づけば私は 一人ぼっち


それでも かまわない


拒まれた日々が 私を守るための壁を作り

あの事実を知った日から 私は恨み

裏切りと偽りを重ねた日々が 私の心に深い『恐怖心』という影を落とした


明るくあっても 馬鹿にされ 話をしても 陰口が生まれ

逆になっても 変わらない


助けを求めて 人に言う 効果などなく 繰り返される

あぁ 人は私を助けてなどくれない


助けを求めて 家族に言う 『その程度』 笑われ 苦労を語られた

あぁ 家族は私を助けてなどくれない



誰も彼もが 私の敵

ならば私は 無になろう

泣かず笑わず 感じない

怒ることなど忘れたように 表情すらも無としよう

聞かれぬ言葉に意味はなく ならば言葉も無としよう


『私』という存在に意味はなく

在ってはならぬ存在だと 死ぬべき存在であったこと

私は誰よりも知っている



太陽よ どうか そのままで居るといい

人を信じ 疑わず 好意に包まれ 輝き続ける

私のように なってはいけない

照らしてほしいとは望まない

だからどうか その光を眺めることだけを 私に許してほしい

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ