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人よ 2

「試合」



いつだって あなたが勝者になるとは限らない

勝者がいれば 敗者がいる

あなたはソレを頭の隅でわかっているくせに 否定する

何故かって?

わかってるくせに

『勝ちたいから』

『誰にも負けたくないから』

でも いつだって現実は残酷で

勝者がいて 敗者がいる

でもね

あなたが勝者になろうと 敗者になろうと

今までの努力や抱いた思い 行動は

決して無駄なんかじゃない

ありきたりで 安っぽい言葉かもしれないけれど

私が見てきたあなたを誰にも否定なんてできないし 誰にもさせやしない

だから 私は言うよ

あなたがどちらになろうとも

「おめでとう お疲れ様」ってね






「神さま」



昔 日本人は『付喪神』を信じていた

『付喪神』とは

全ての物に命が宿り 『神』と言って尊んだこと


世界的に見ても この考え方は珍しい

妖精や神話上の神々を尊ぶヨーロッパに比べ

人の手によって作られた刀やわらじ 薬壺 家にまで

日本人は神がいると信じていた

きっと 日本人は自分が作った物や 長く使った物に

人一倍 愛着が強いのだろう

だから 何かが

否 『命』が宿っていることを信じたかったんじゃないかな?


私も信じたい

自分が生み出す多くのものに 『神さま』や『命』が宿ることを






「善と悪」



善と悪

それをわける境界線は 一体どこなのだろう?

多数決? 個人の好み? それとも周りにとって都合のいい方?

私にとって善と悪とは

偶然 真逆になってしまった二つの意見だと思えてしまう

それに対し その他大勢がどう感じたか

それだけだ


案外

善と呼ばれ者と

悪と呼ばれる者は

お互いを認めてあっているのかもしれない

彼らこそ 本当に理解しあえる友になれるかもしれない

だが

それを大勢多数は許さない

だから

ぶつかり合ってしまうのだろう

親友になれたかもしれない 唯一の存在を

自らの手で失ってしまうのかもしれない


そこに 自分の意志はなく

ただ 不幸な巡り合わせによって






「飾らぬ言葉」



難しい説教の言葉より

単純な言葉の方が 心に響く


人間ってさ

考えると難しいように思うけど

感じることは いつだって簡単なことばかり

嬉しい 楽しい 悲しい 寂しい

本当にわかりやすい

だから

偶然 耳にした

子どもが聞くような童謡にだって 胸を打たれる

その歌には 余計な例え何かなくて

その飾らない言葉に感動する


流行りの歌もいいかもしれない

でも今も 昔も

気づけば口ずさんでしまうその歌が

あなたが本当に好きな歌






「バッドエンド」



全てをなくすバッドエンドは悲しいだけ

そう思っていた


でも だからこそ

バッドエンドへと向かう彼らの物語は

儚くも美しい 思い出の一つ一つが

何よりも輝いて見えた

全てをなくさないハッピーエンドよりも

その幻にも等しい過去が こんなにも美しい

どれほど 悲しい結末を彼らが待っていようと

彼らはきっと 歩き続けるしかないのだから


私たちは見届けなくてはならない

どんなに辛く悲しくとも 彼らの終わり(エンド)を 彼らの結末を

せめて

その最後を忘れずに 心に留めてやることしか

私たちには出来ないのだから


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