大根と王妃 用語集(ネタバレ注意)
●場所名
天界十三世界:
十三の世界からなる神々の住まう世界で、以前は『天界』と呼ばれていた。
前身となる『天界』は創世時の際に一番最初に創造された事、また他の世界の元となった事から、現在も『始まりの世界』と呼ばれている。
非常にバランスが不安定で脆く、それに影響を与えて拍車をかける神力の使用が現在制限されている。
天帝夫妻と十二王家に治められている。
炎水界:
天界十三世界を構成する世界の一つで炎と水を司る国々で占められている。
十二王家の一つ――炎水家によって統治されている。
この世界に凪国が存在している。
凪国:(物語の舞台)
果竪が王妃として住まう国。
天界十三世界が一世界――炎水界にて一、二を争う大国で、凪と時化を司る。
食糧自給率が低い輸入依存のくせして最強で居られるのは、賢君たる王と優秀な上層部の存在と、国で取れる豊かな鉱物資源とその加工技術の御陰らしい。
美形が多いが、上層部なると『オトメン』、『男の娘』率が非常に高い。
瑠夏州:(領主 李盟)
凪国の三十二州ある州の一つで中央から遠い田舎の州。
王妃の追放先で、果竪はここで二十年の休暇?を満喫した。
大根と王妃①での舞台で、反乱未遂事件が起きた。農業や酪農が非常に盛んである。
鶯州:(領主 不明)
瑠夏州の隣の州。
食糧自給率が低いが、鉱業が非常に盛んである。
果竪達が拉致された場所。
隠れ里:
果竪が拉致されて連れて来られた場所。
蓮璋達が隠れ住んでいる里で、場所は不明。
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●用語
創世の二神:
全ての創造者。凄まじい力を持つが、滅多に姿を見せない。
会えるのは天帝夫妻と十二王家、そして特殊五家だけである。
天帝:
天界十三世界の統治者。暗黒大戦の際に一番最初に兵を挙げ、実質上大戦を集結させた英雄。
創世の二神により力を分け与えられている。
天后:
天界十三世界の統治者で天帝の正妃。天帝と共に大戦を終結させた英雄。
創世の二神により力を分け与えられている。
十二王家:
天帝夫妻に仕える十二の名家。
暗黒大戦以前からの天帝夫妻の友人であり仲間。各家の現当主夫妻は共に大戦を終結させた英雄。
天帝夫妻に次ぐ地位と権力、身分を誇る。創世の二神により力を分け与えられている。
特殊五家:
現在は名前だけ知られている。大戦を終結させた英雄で、地位的には十二王家と同格。
但し、十二王家とは違い表には殆ど出ない為、知らない者達も多い。
天帝夫妻と十二王家とは大戦以前からの知古。
創世の二神により力を分け与えられている。
王:
各国の統治者であり長。
しかし、大戦以前の王とは違い、領土の空間を支える柱的存在。
天帝夫妻と十二王家により直々に選任され、空間安定の為として神力の使用が認められている。
上層部:
貴族達の中でも、王の補佐として領土の空間を支える柱的存在。
王の力が強ければ強いほど、その負担は少なくなり政治に回る事が出来る。
天帝夫妻と十二王家により直々に選任され、空間安定の為として神力の使用が認められている。