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第37話 潜水艦隊
海上自衛隊に所属する潜水艦を中心に編成された艦隊。それが潜水艦隊である。第一潜水隊群と第二潜水隊群で構成され、第一潜水隊群の司令部は呉、第二潜水隊群の司令部は横須賀(楠ケ浦)にある。潜水艦隊司令部は横須賀基地船越地区にある。日本には22隻の潜水艦が実戦配備されているが、おやしお型、そうりゅう型、たいげい型の各潜水艦が配備されている。日本の潜水艦は原子力潜水艦ではないが、それに勝るとも劣らない静粛性を持っており、紛れも無く世界最高クラスの潜水艦隊を保有している。潜水艦隊のトップは潜水艦隊司令官であるが、海上自衛隊の全ての潜水艦の位置を正確に把握しているのは、潜水艦隊司令官と自衛艦隊司令官の2人位のものである。各潜水艦の位置や運用方法は国家機密であり、広い日本の海をわずか22隻の潜水艦で守る訳であるから、それなりに効率良く運用せねばならない。おやしお型の一部は既に練習潜水艦となっており、主力潜水艦はそうりゅう型と最新のたいげい型で回している。




