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第八話 予知夢(よちむ)

12時半。里菜が寝てから1時間たったころ、俺も腹が減ってきた。

でも店に行ってる間に何かあったら困るし、勝手にここのものを使うのも…

そんなこんな考えているうちに、30分がゆうにすぎ、1時になってしまった

この30分何もなかった間に買ってくればよかった…と後悔していた

店に行って、選んで、買って、戻ってくるのに頑張れば十分間

でももしレジが込んでたら…

などと考えていたらまた30分

考えちゃダメなんだ。バッといって戻ってくればきっとまだ寝てるだろう

さっと家を出て、思いっきり走り店に行き、パンを2個手に持ちレジに行った。

前には2人。すぐ終わりそうだ。すると

「あれ?あれ?」

と店員は言い始めた

「どうしたんだいねぇちゃん」

と待っているおじさんが言う

「ちょっとお待ちください」

レジの故障だ。本格的に故障したらしく、

「すみませんがこの列にお並びの方は別の列に移ってもらえますか?」

周りを見ると、いつの間にかレジは込んでいた

買うのを断念し、パンを戻し、家に走って戻った。扉を開けると

「ヒック・・・・ヒック」

と里菜の泣き声が聞こえた。俺は寝床に走っていき

「里菜?どうした?」

「直也…ヒック…どこもいかないって…ヒック…行ったのに…

「ゴメン。ホントゴメン。腹へってて買い物行ってた。ホントゴメン」

里菜が言い切る前に、本気で謝った

「また怖い夢見たの…また直也が…どこか暗いとこ行っちゃうの…でも今回のは直也が何か言ってた…その続きも見てね…いきなり暗いのが真っ白になって…直也の後姿が見える用になって…追いかけようと思ったら…変な男たちにウチさらわれて…」

「怖かったな。ダイジョブだ。さらわれたら俺が絶対助けてやる」

「うん…ホント怖かった…すごく力強くて…」

「思い出すな。怖くなるだろ?」

「うん…」

「寝ろって言っても寝れないよな?」

「うん。もう無理…」

「熱測ってみよう。また1分下がってるかもよ」

「うん。でも結構寝たよね?」

「うん。2時間。もうちょいで2時になる」

「あと4時間位だね」

「ああ。早いな。時間たつの」

「ウチは寝てたからね」

「まぁな。んじゃ熱測ってみ」

「あ。そうだね」

体温計を取り、脇に挟んだ

「下がってるといいな」

「うん」

「寒くない?」

「うん。たぶん治ったと思う」

「よかった。汗は?」

「さっきよりかいてない」

「そっか。ホントに治ってるかもな」

「うん。はぁ、怖かった」

「夜は俺いないからな」

「うぅん…ヤバイ」

「明日電話頂戴。今日みたいに。声聞けば安心できるでしょ?」

「うん」

「じゃあそうしてね」

「わかった」

ピピピピ・ピピピピ

「お、鳴った鳴った」

「また見ちゃダメ?」

「うん。ダメ。頂戴」

「ハイ」

「あれ?さっきラッキー7だよね?」

「うん。そうだよ?」

「あららら?」

「えぇ?どうしたの?」

「上がったんじゃない?」

「嘘ぉ。最悪」

「嘘嘘。すごいすごい。7度1分だよ。ほら」

「ホントだ!なんだよぉ」

「良かったじゃん。もう学校行かなきゃいけない体温だよ」

「だね。よかったよかった」

「もうテレビとか見れるかな?」

「うん。たぶん大丈夫だと思う」

「あっちに布団持ってってテレビでも見るか」

「布団重いよ?」

「男をなめるな。こんなもんお茶の子さいさいだ」

「ありがと。じゃあ先あっち行ってるね」

「うん。ちょっと待っててね」

案外重くてビックリした。でも60㌔をだっこできるからたいしたことはなかった

「よいしょっと。はい、いいよ」

「ありがと」

「布団かける?あっついよね?」

「うん。今はいいや」

「わかった。俺も隣で寝ていい?」

「いいけど風邪移るんじゃない?」

「治ってるから大丈夫でしょ」

「かな?移っても知らないよ?」

「いいよいいよ。俺の責任だ」

「じゃあいいよ」

そのまま6時までいろいろ話しながらテレビを見て、俺は帰った。

 まさか里菜の夢が現実になるとは知らずに…

 それどころか、夢のことなど一切忘れていた…

 覚えていれば、こんなことには…

なおやです

この話のサブタイトル 予知夢 気に入ってます

ちょっとこれからいろいろ起こります

まぁ楽しみにしていてください

あとこれからR15が出てくるかと思うんですが、俺が14なんでR14ということでw

まぁこれからもよろしくお願いします

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