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第七話 風邪(2)

「うぅ~ん…うぅ~」

眠ってから30分後くらいたったころ、俺の寝転んでる隣で里菜はうなされ始めた。こういうときは起こした方が良いのか、そっとしておいた方が良いのか全然分からなかった・・・が

「ぅ~ん。ぅ~ん・・・なおやぁ」

この瞬間俺は起こしたほうがいいんだと思い

「里菜!里菜!」

と言いながら体をゆすっていた

「うぅ~ん。ぅぅん・・・ぅん?」

「おい。お前大丈夫かよ。ずいぶんうなされてたぞ?」

「ん?直也?」

「そうだよ。俺だよ」

「直也ぁ…直也ぁぁー」

里菜は寝ている俺を寝ながら抱きつき、いきなり泣きはじめてしまった

「どうしたどうした。大丈夫大丈夫。俺はここにいるから」

頭をポンポン叩きながら言う

「だって直也が…ヒック…どこか暗いところに…ヒック…一人で…」

「ダイジョブだって。ここにいるだろ?」

「うん…怖かった…ウチ一人置いてどっか行っちゃうんだもん…」

「悪かったな、どこも行かないからダイジョブだ」

「うん…もう怖くて寝れない…」

「そっかぁ。まだ30分位しか寝てないぞ?」

「うん。もういい」

やっと泣き止んでくれた

「寒くない?」

「うん。逆に熱い」

「やっぱり?布団蹴飛ばして寝てたよw」

「嘘ぉ~最悪」

「熱いんだろーなーってずっと思ってたけど冷えちゃいかんと思ってずっとかけなおしてたw」

「ホントゴメンね。迷惑かけて」

「大丈夫大丈夫。ホント熱いな。チョッとだけどけるか」

「うん。喉渇いた」

「ぬるめのホットミルクでも飲むか。熱いのは嫌だもんね」

「うん。いいの?」

「うん。ちょっと待っててね」

牛乳をコップに移し、レンジで温めた

「はいよ」

「ありがと」

「こんなもんで良いよね?」

「うん。ちょうど良い。ありがと」

「熱測ってみるか」

「あ、そうだね」

「どこにあるの?」

「ここに置いといたんだ」

「おお。しっかりしてるねぇ」

「置きに行くのめんどくさかっただけ」

「まぁいいさ。飲み終わったら測ってね」

「うん」

「さっき何度だったんだっけ?」

「確か7度8分だったような」

「そうだそうだ。低くなってると良いね」

「うん。たぶん低くなってると思うよ」

「そう?飲み終わった?」

「うん」

「じゃあ洗ってくるから測っといて」

「うん」

さっき同様チャッチャと洗い、里菜ところに戻った

「まだ?」

「うん。もうちょっとだと思う」

ピピピピ・ピピピピ

「お。なったなった。里菜見ないでおれに見せて」

「何で見せてくれないの?」

「俺から発表する」

「えぇー」

「いいからいいから」

「もーハイ」

「えーと…嘘!」

「え?何度何度?」

「7度7分!ラッキー7だ」

「なにそれー」

「でも下がったじゃん」

「1分だけね・・・」

「まぁ良いじゃん。汗かいてない?」

「かいてる…」

「着替えとかここにある?」

「無い…」

「持ってくる?」

「えー。変態になるよ」

「だってしょうがないでしょ。着替え見るわけじゃないんだから」

「だって恥ずかしいよ。下着見られるの」

「結婚したら普通だ」

「だってさぁ…」

「じゃあ自分で取りに行く?」

「それは辛い…」

「だろ?だから持ってきてやるって」

「いいよ。着替えないから」

「ダメだ。風邪引く」

「もう引いてる」

「ミスった。もっとひどくなる」

「うぅ~ん…」

「しゃあないしゃあない。ついでに俺は下着見たいだけじゃないからな。里菜のことを思っ

「わかってる。ウチの机の場所分かるでしょ?」

しゃべってる途中なのに…

「うん」

「そこの近くにたんすがあるからそこの下から4番目」

「わかった。じゃあちょっと待っててね」

「うん・・・」

「いいじゃんいいじゃん。いつかこういう日が来るさ」

「分かったから。早くしないと寒くなってきちゃう」

「おお、ワリィワリィ」

俺は机がある部屋へ行き、たんすを見つけた

「4番目だよね!?」

「うん」

「下から!?」

「うん。話し聞いててよね」

「悪い悪い!」

俺は聞いた場所を開き、取り、閉め、持って行った

「これでいい?」

「うん。ありがと」

「じゃああっち行ってるから着替え終わったら呼んでね」

「うん」

「ゆっくりで良いからね」

「うん」

・・・約4分後・・・

「いいよー」

「脱いだ奴は?洗濯機に入れれば良いよね?」

「えー嫌だ。汗でぬれてるし」

「いいからいいから。突っ込んでくるだけだ。一瞬一瞬」

「えー」

「ここにあったら邪魔だろ?」

「そんなに・・・」

「じゃまなの。ハイ。ちゃんと看病するんだからこういうのもしなきゃだめなの」

「もー。わかった。はい」

「ありがと。じゃあちゃんと一瞬で戻ってくるから」

持ってみると本当にぬれていた。一瞬でいれ、一瞬で戻ってきた

「はい。早かったでしょ?」

「うん。ありがと」

「何時ごろ帰ってくるの?」

「お母さんは仕事だから6時30くらいに帰ってくる。お兄ちゃんは8時くらい」

「遅いなぁ。まだ11時30だぞ?あと7時間もある」

「そんなにいたらホントに風邪移るよ?」

「大丈夫。もう寝れない?」

「ううん。いろいろしてたら落ち着いた」

「じゃあまた寝たら?また下がるかもよ?」

「うん。わかった」

「うん。おやすみ」

「おやすみ」

なおやです

また寝て終わりです

やっぱ終わり方分かりませんわ・・・

いい終わり方が分かりません・・・

話し変わりますけどマジで感想ください

感想という感想が無いのであれば「頑張ってください!」でも「全話見ました!これからも頑張ってください!」でも応援コメントでも良いんで何かください。

本当にむなしいです

これからもよろしくお願いします

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