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第四話 恐怖

ゴツッ!

俺は勢いで吹き飛んだ

「キャァ!」

「何がカスじゃゴラァ!」

「それが本気か?」

俺はムクッと立ち上がった

「あぁ!?なんだと!?」

「それが本気かっっつってんの」

「何だとてめぇ!!」

「ワリィけど俺昔空手やってたんだわ」

「!!…どうせ脅しだろ!?」

「だろうな。こんな眼鏡やろうがやってたなんて思えねぇしな」

「なんなら腹殴ってみれば?」

「テメェなめやがって!!!」

ドス!!!

「お前高校生だろ?」

「な…なんてカテェ腹だ」

「もうちょい強く殴れねぇのかよ。お手本見せてやる」

俺は左で右の頬を殴るふりをし、体勢を低くして利き手の右で思いっきりアッパーを食らわせた

ガツ!!!

「!!!」

「フン。まともに入ったな」

「テメェ何者だ!!」

「その辺の眼鏡やろうとは違うんだよ。テメェもやられてぇか!!!」

「ヒィ!…ックソォ!おい!大丈夫かヤス!」

「・・・・」

「チクショウ!」

そういいながらヤスという奴を背負い、逃げていった

「フゥ」

そういって俺は地べたに座った

「何であんなことできるの?怖くなかった?」

「俺こういうときになると自分でもへんなくらいビビんなくなるんだよね」

「嘘だぁー」

「ホントだよ。空手やってたからじゃない?」

「すごいね」

「だろ?里菜に何があっても絶対に守れる自身がある」

「うん。守ってもらえそう」

「あいつらみたいな彼氏嫌だろ?」

「うん。絶対無理」

「何があっても絶対守ってやる。あいつらみたいなことはしない」

「うん。絶対守ってよ?」

「ああ。んじゃ遊ぼっか」

「うん」

この後ジェットコースターやバイキング、いろいろなアトラクションで遊んだ。次はお化け屋敷。里菜がすごく怖がっていた奴だ

「ついにこの時間が来てしまったね」

「マジ最悪」

「いいじゃんいいじゃん。挑戦挑戦」

「いや挑戦じゃなくて、ちっちゃいころ人がやってるお化け屋敷いって超怖くてそれから無理・・・」

「大丈夫。俺がいる」

「いやマジ無理でしょ」

「まぁまずチケット買おうよ」

「う~ん」

俺は受付に行き

「小人2枚ください」

「ちょっと!勝手に買わないでよ!」

「いいんですか?」

「大丈夫です」

「では600円です」

「はい」

「ありがとうございます。それではこちらからどうぞ」

「はいチケット」

「もー」

「早く来ないと1人で一周してきちゃうよ?」

「無理無理無理無理!分かった!じゃあ一緒に行こう!?」

「よし。じゃあこれお願いします」

チケットの半分を破ってもらい、カーテンの奥に入った」

「うわぁー無理無理無理無理」

「いけるいける」

「だってこれ無理でしょ~。暗すぎ」

「ダイジョブだって」

「いや無理無理無理無理」

「何でそんなに怖いの?」

「だって無理でしょ~ほら、あっちになんかいるし」

「お化け屋敷だもんそりゃそうでしょ」

※「いや無理無理無理無理」

「もー早く行かないとやばいって」

「だって無理でしょー」

「じゃあまずチョッと行ってみよ?」※

※×20

するとカーテンが空いて

「早く行ってくれませんと次のお客様が来たとき」

「分かりましたわかりました。今から行きます」

このじてんできっと20分はたっている

「そろそろ行こう」

「もーホントやだ」

「じゃあ手つないでいこう」

いつもは「こんな小さい二人が手つないでたらダメだよ。中学生だし」と言っていた里菜も誰もいないお化け屋敷ではすんなり手をつないでくれた

「そのつなぎ方で良い?誰もいないからカップルつなぎしても誰も見てないから恥ずかしくないでしょ?」

「いいの?」

「嫌って言う人いないでしょ」

「ありがと」

里菜は本当に怖がっているらしく。ギュッと手を握ってきた

「行けそう?」

「うん…」

「まず俺行くから」

「うん」

すると仕掛けが動き出す

ガタガタガタガタ!!!

「キャァ!」

「ダイジョブだって」

進んでいくうちに手は解かれ、里菜は横にいる俺を両手でギュッと抱きしめていた。俺は片手で里菜を包み込むようにしていた。正直、すごく進みにくかった。でもすごくうれしかった

「もうそろそろじゃない?」

「うん。もうヤダ」

「結構長いな」

長いと感じていたのは最初のがあったから。お化け屋敷自体は15分ほどのものだ

「うん。早く終わって欲しい」

「だな」

俺は正直、終わって欲しくなかった。里菜がギュッと抱きしめてくれてる時間がすごくうれしかった。

「あ、あれじゃない?」

「あ!ホントだ!」

といって手を解き、走って出口に向かった。もっと長かったら良いのにと思っていた

「はぁついた」

「よかったよかった」

「うん。そろそろ閉園時間じゃない?」

「あと15分くらいか。じゃあ観覧車行こう?」

「ウチ観覧車無理なんだよね・・・」

「え!?なんで!?」

「実は高所恐怖症なの」

「だって俺んち5階だけどいっつも下見てるじゃん」

「あれくらいだったら良いんだけどね・・・」

「マジで?頑張ればいけるでしょ」

「いや無理無理」

「下見なきゃ良いじゃん」

「まぁそうだけど・・・」

「じゃあいこ。お化け屋敷も大丈夫だったじゃん」

俺は正直、観覧車の頂上でキスをしたかったのだ

なおやです

どうでしたか?あなたは、彼女はこんな人ですか?

俺の彼女はこんな人です。

モデルは俺の彼女ですからw

結構な人がこの小説を見てくれています

ぜひよければ感想が欲しいです

良ければ何でも良いので感想よろしくお願いします

次回。直也はキスを出来るのでしょうか?

観覧車に乗れるのでしょうか?

よろしくお願いします

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