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第三話 高校生

「どこのバスでいけるの?」

「俺しらね」

「嘘ー!」

「ホントホント。探せば分かるでしょ」

「まぁそうかもしれないけど…」

「さぁ。探そう探そう」

「探してる間にバス行っちゃったらどうするの?」

「次のバスまで待つしかない」

「えぇ~」

「待ってる間も楽しいじゃん。話してればさ」

「まぁね」

5分くらい見ていくと、遊園地行きのバス停を見つけた

「ああ、ここだここだ」

「案外すぐ見つけられたね」

「だろ?そんなもんさ」

「でも①から探してよかったね」

「そうだな。後ろから探してたら相当時間かかったもんね」

「よかったね」

「うん。えーと今何時?」

「今は12時24分」

「じゃああと3分後だ」

「すぐだね。よかった」

「これ乗り遅れてたら14分待つことになってた」

「うわぁ~最悪」

「だからね。危ない危ない」

そんなこんなでバスが着き、2人で乗り込んだ。人は少なく、2人で座れる狭いスペースで隣で座ることにした。いろいろ話していたらあっという間に20分がたってしまった。遊園地に着き、チケットを買い、2人で門をくぐっていった

「うわぁ~やっと来たよ」

「うん。案外人少ないね」

「もうあきられちゃったんじゃない?」

「そうかもな。もの少ないし」

「だよね。でもやっぱりデートは遊園地だよね」

「お化け屋敷にでも入るか」

「無理無理無理無理!怖すぎ怖すぎ」

「大丈夫、俺が着いてる」

「えぇ~」

「そんなにいや?」

「う~ん。頑張ってみる」

「お。いいね~ありがと」

「ううん。いいの」

「じゃあまず何乗る?」

「最初はやっぱバイキングでしょ」

「お、良いね。すぐ近くじゃん」

「うん。いこいこ」

「うん」

するとどこかから

「なんだあいつら、デートかよ」

「だからね。あの坊主潰してこねぇか?」

「あの嬢じゃんちっちゃくて可愛いしな」

「あの眼鏡オタクじゃねぇの?」

「どうせ何にも出来ねぇよ。行こうぜ」

「ああ」

俺は眼鏡をかけてるし、デートって言っていたからたぶん俺らだろうとは思った

「なぁ、今の聞こえたか?」

「うん?」

「誰かが俺らのこと言ってたよ?」

「嘘?全然聞こえなかったよ?なんていってた?」

「『あの坊主潰そうぜ、あの嬢ちゃんも可愛いしな』って」

「嘘!?やばいじゃん!」

「大丈夫、たぶんあの2人組だから」

「でもたぶん高校生でしょ?」

「俺らしか狙えないようなカスだ。大丈夫」

この俺らの会話があっちに聞こえてたらしい。早歩きでこっちにむかってきながら怒鳴ってきた

「あぁ!?なにがカスだとてめぇ!」

「彼女いるからって調子乗ってんじゃねぇぞ!?」

「うっせぇなぁ」

「ってめぇ誰に口きいてやがる!」

「カスだよカス」

「やめなよ直也!」

「お前は良いこちゃんだなぁ。ちっちゃくて可愛い」

「俺の女にしゃべりかけんな。汚れる」

「うるせぇこのやろう!」

すると突然左の頬に向かって拳が飛んできた

なおやです

ついに絡まれましたねー

こんな口きいて良いんでしょうか?

まぁそれは次回…

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