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7話 クローゼットの中に鶏肉


ーーー

アイテムガチャ11連を回した後、ふたりはお楽しみの開封式を行なっていた


「カプセルで出てくるんだね、このサイズじゃあ中には対して入って無さそうだけど」


ガチャは手のひらサイズのカプセルで出てきたので、ふたりはこの中に材料が入ってるとは思えなかった


「とりあえず、開けてみるか!」


「…そうだね」


食べ物が入って無さそうなので悠は少し、しょんぼりしている


「元気出せよ、俺の寮からアバタールームに食べ物持ってきてやるからよー」


「!!その手があった!そうだね!明日からよろしくね!」


「言っとくけど、令嬢としてのイメージが損なわれない程度にしか持って来れないからな!」


「ちぇっ、それでもいいからよろしくね!」


「よし!じゃあガチャ開けるぞ!まず1個目オープン!」


カポっと良い音がしてカプセルが開いた

しかし、出てくるはずの中身は出てこず代わりに玲の目の前の空間にモニターが表示される


「うわ!!急にゲーム感出してくるやん⁉︎」


「どうしたの?なんかあった?」


「えっ?空中にモニターが出たんだけど!」


「うーん、僕には何も見えないや」


「マジ⁉︎俺にはこの辺にモニターが出てて、『1個開けますか?全部開けますか?』って書いてるんだけど」


「便利じゃん」


「いや、そうだけど!他に気になることあるだろ⁉︎」


「玲?僕たち乙女ゲームの世界に転生してるんだよ?今更、何か増えたところで驚いてもしょうがないよ?それより!全部開けちゃおうよ、中身気になるし」


「悠は相変わらず図太いなあ、まあでも確かにそうだな!分かったよ、開けるぞ」


玲が恐る恐る、全部開けるを触るとモニターに


アイテムガチャ11連の結果

激レア

・ミスリルのインゴット×1

ノーマル

・火の木のタネ×1

・ユークレーナのタネ×3

・鉄のインゴット×2

・精製水×1

・ピンクのリボン×1

・鶏肉×2


クローゼットに送りました


っと表示された


「…ごめん、食べれそうなの鶏肉だけしか出んかった」


「もう、結果見れたの?」


「見れた、クローゼットに送るってさ」


「クローゼット⁉︎中央の部屋の?」


「たぶんな、行ってみるか」


ーーー

ふたりは中央の部屋に戻りクローゼットを開けてみた

すると、前に見た時には何も入っていなかったはずだが今は玲がガチャで出したものが入っていた


「クローゼットに鶏肉ってどうなんだろ?」


「腐っちゃわない?」


「確かに!冷蔵庫とか無かったよな?」


「食べちゃおうよ!」


「はあ?もう晩飯食ったけど?」


「でも、2羽分だし大丈夫でしょ?」


「でもって何⁉︎意味が分からない!1羽でも無理なのに2羽いけそうってどゆこと?」


「僕、大丈夫だと思うけどなあ」


「…1羽だけならキッチンで焼いてみるか?だけど、お前ちゃんと食えよ!」


「やった!早速、焼こうよ!キッチン借りるね」


「俺、料理出来ないから勝手に作ってくれ、その間に他のガチャ景品見てみるから」


「分かった、こっちは任せて!」



ーーー

悠は鶏肉を1羽分持ってキッチンへ

玲はクローゼットの中を確認することにした


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

少しでも面白い、続きが読みたいと思って頂けましたら、ブックマークや高評価、いいねなど頂ければ幸いです。


作者のモチベーションに直結しておりますので是非よろしくお願いします。


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