55話 …おや!?モルモル達のようすが……!
ーーー
ふたりがファームに駆けつけるとモルモル達は薄らと光っていた
自分が光だして少し困惑している様だ
「えっ!光ってるんだけど⁉︎」
「これが兆候なのです!」
「クリエイトルームの子達も光ってるのです!」
「マジか⁉︎とりあえず俺がクリエイトルームのモルモル達も連れて来るわ!不安がってそうだしな」
「分かった
僕はここでモルモル達を集めとくよ!」
「任せた」
ーーー
玲はクリエイトルームの3人のモルモルを、悠はファームに居た5人のモルモルを呼び集め、リビングと化した玲の中央にある部屋で薄ら光続けるモルモル達を観察することにした
「皆んな痛くはない?」
フルフルと首を振るモルモル達
「気持ち悪いとか不調なところとかは?」
この問いにも首を振り否定の意を示す
「ナビミィ、これどのくらい続くんだ?」
「そんなに長くは続かないのです
30分もかからないず、繭になると思うのです」
「繭⁉︎繭になるの⁉︎」
驚いた悠が、モルモル達の方を向いて見るがモルモル達は自分達では理解していないのか、今度はフルフルと首と手を振っている
「繭になるにしろ、30分はイルミネーション状態か、体調は悪く無さそうだが進化後どうなるか分からんしな」
「このまま待機かな」
「そうだな」
ふたりはこのままモルモル達の進化を見届ける事にした
「暇だし、なんかするか?」
「そうだね、
それなら僕は久しぶりに料理でもしようかな?」
「最近は料理番のノクターンとファンタジアが作ってくれてたもんな」
「そうそう!夜食作ってくれてたから僕が作る機会無くってさー、
でも今度ラーメンも一緒に作る約束してるんだよ!ねっ?」
ノクターンとファンタジアがコクコクと頷く
「へー、仲良くやってんじゃん」
「これだけ尽くしてもらったら、愛着も湧くよ」
「そりゃそうか!」
「玲だってメロメロでしょ!
ほら、僕は調理始めるから玲もなんかしてな」
「はいよ、」
ーーー
ふたりはそれぞれ自分のしたいことで時間を潰す事にする
悠は宣言通りに料理を始めた
玲のキッチンとクローゼットには材料が豊富に用意されていたので、逆に何を作るか悩んでしまったようだが、「今日は甘いものの気分」と言うことで簡単に出来るマフィンを作る事にしたようだ
その間、玲はソファで本を読むことにした
先程話していた留学先の情報収集に役立ちそうな物を選びモルモル達をソファに一緒に座らせ、1番近くにいた子をあぐらをかいた足の間に座らせて撫でながら本を読みだした
すると、撫でられてる子に羨ましそうに周りのモルモル達が玲の方に寄ってきた
玲は本を読みながら、無意識的に近寄ってきたモルモルを順番に撫でる
玲がある程度、読み込み出したころ甘い香りが漂いだした
どうやら、悠の調理がそろそろ終わるようだ
「いい匂いだな!何作ったんだ?」
「今日はマフィンだよ!今焼いてるところだよ!たまには甘いものもいいでしょ?」
「いいけど、太らん?大丈夫?」
「大丈夫でしょ?玲はいつも少ししか食べないし」
「いや、お前は大丈夫なのかよ⁉︎」
「多分、大丈夫でしょ!今まで、唐揚げとかラーメン食べてんだよ?今更でしょ!
それよりモルモル達の様子はどう?」
「そうなんだよなー、
つい現世飯が嬉しくって食っちまうんだよ!
モルモル達?別に何とも…うお⁉︎」
「どしたの?変な声出して」
「何かふわふわになってる!」
「ん?何て?ふわふわ?」
「本読んでて気づかんかったけど、こいつらふわふわしてる!」
玲の返答に悠もモルモルの様子を見にソファを回り込む
「うわー、可愛いかも!皆んな玲にもたれて繭になってるね」
「動けん!見たい!」
「はい、はい、ちょっと待ってね」
悠は1人ずつ繭になったモルモル達を移動させて玲が動けるようにした
「なるほど、これは繭だわ!
こん中にモルモル達が入ってるのかと思うと確かに可愛いかもな」
「ナビリィ、モルモルが出てくるまでどのくらいかかるの?」
「うーん、個人差があるのですが大体1日くらいなのです!」
「1日⁉︎それじゃあ、出て来るまでは流石に見届けれないかな」
「そうだな、明日見に来れば丁度見れるくらいか?」
「間に合うかな?」
「私達が、出て来そうな時はお伝えするのですよ!」
「任せてくださいなのです!」
「それなら、授業中以外なら何とか見に来れるかもね」
「それしかないか!任せたぞ!」
「「了解なのです!」」
モルモル達の事はナビリィ達のお知らせを待つ事に話がまとまり、明日に備えて今日は悠の焼いたマフィンを食べて寮に戻る事になった
マフィンを食べながら繭が気になるふたりはおもむろに繭を撫でだした
「ふわふわだね〜」
「気持ちいいよな!」
「ねえ?この子達どんな進化を遂げるのかな?」
「さぁ?やっぱり姿が変わるんじゃね?」
「そうだね!後、話せたらいいよね!今のジェスチャーも可愛いけど、もっとコミュニケーションとりたいしね!」
「確かにな!それと、それぞれやってきた事に特化した感じとかもいいよな!」
「いいね!努力した事が成長したってことだよね!それは強くなってそうだね!」
「な!でも1番は自分達の望んだ感じに進化してほしいよな!」
「もう僕達、親じゃん⁉︎」
「ハハッ!確かにな!」
ーーー
ふたりはマフィンを食べ、モルモル達の分のマフィンをクローゼットに入れ、寮に戻ることにした
そっと、扉を開けようとした時、慌てた様にナビリィとナビミィが伝える
「「出てきそうなのです!」」
「「早くない⁉︎」」
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