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45話 モルモル=ザリガニ?


ーーー

今日の放課後、ふたりは珍しく貴族院で別行動をとっていた

悠は図書室に、玲は屋上にある温室に、それぞれ今後の事を考えて役立つ物を収集しに来たのだ

計画は、まず屋上にいる玲が『アバタールーム』に入る、そこに悠が図書室でこっそり本を持って『アバタールーム』に入って時間をゆっくりにして本を複製する、それを繰り返し図書室の本をなるべく多く手に入れた後は玲が温室で植物を少しずつ分けてもらう予定になっている


植物はクローゼットに入れておけば問題ない、本の複製は材料が有れば玲が出来るとナビリィ達が教えてくれた


最初こそ半信半疑だったふたりだが、クローゼットは実際に保存して1ヶ月は経った鶏肉が新鮮なままだったし、本も悠が借りていた物で試してみたところ、どちらが複製か分からない仕上がりで作る事が出来たので今回の作戦を決行することにしたのだった

特に本はこの世界では価値が高いため、貴族ではなくなる可能性がある、ふたりは今しか手にする機会は無いだろうと踏んでいる

そう、知識は力だ、これからの生活を考えて少しでも役立つものを手に入れる為にふたりは配置についた



「こちら、玲

屋上から『アバタールーム』内に入りました、どうぞ」


「こちら、ゆ、フレイア

これより図書室に潜入します」


「玲、了解!」


「人気のない所で手始めに5冊ほど持ち込みます、どうぞ」


「了解、こちらクリエイトルームで待機中、本が到着次第、作業出来ます、どうぞ」


「了解、『アバタールーム』入ります、どうぞ」



ふたりで変な遊びをしながらも、5冊の本を無事に『アバタールーム』に持ち込む事に成功した

悠はそのまま玲のもとに直行した



「はい、お待たせ

それじゃあ玲やっちゃって!」


「OK!任せとけ

まずは『クリエイト』!」



本を受け取った玲は、ナビリィ達に教わった通りに本の複製をしていく

その方法はスキル『クリエイト』を使うのだ


このスキルは、使用するとガチャを引いた時の様に玲の目の前にモニター画面が表示され、そこに映し出されたメニュー画面から作りたい物を選んで製作することが出来る

ちなみに、本当は魔法と同じで唱えなくても良いが『クリエイト』と唱えるとやりやすいし、カッコいいと思っているので玲は叫んでいる



「で、メニューから複製っと、必要なのが紙×10だな!じゃあ、これで『クリエイト』!

よし!完成!」



玲は慣れてないからか声に出しながら本を複製していく

それでも、あっと言う間に5冊の本の複製が完了した



「おーい!出来たぞ!」


「マジ⁉︎早いね」


「おぅ!紙もまだまだあるし、どんどん持って来い!」


「了解!行ってくるよ!」



悠は持ち込んだ5冊の本を持って図書室に戻り、別の本を持って『アバタールーム』に戻ってきた

後はこの作業の繰り返しで、現実世界の30分もかからないうちに図書室の全ての本を複製し終えたのであった


途中から悠がめんどくさがり10冊ずつ『アバタールーム』に持ち込み出てだしたが元々、図書室は人気の少ない場所なので問題は無かった

ただ、玲だけが間の休憩時間が減ったなあと、ボヤいていたぐらいだろう


図書室の作業は終了したので、次は温室での作戦である


こちらは悠はやることは特に無いので、このまま解散し、玲の単独作戦となる

っと言っても少しずつ植物を採取させてもらうだけだ

しかも、温室を管理している先生にはもう話は通してある



「じゃあ、悠は一旦解散な!また寮に帰ったら整理するから来いよ!」


「OK!それじゃあねー」


「また、あとでーなのです!」


「またなのです!」


「よし!次は屋上に戻って温室に行くぞ!」


「はい、なのです!ところでマスター、」


「うん?どうした?」


「マスターはなぜ、『モルモル』達を使わないのです?」


「『モルモル』?ってなんだ?」


「マスターがガチャで出したのです!」


「…ん?あー、アイテムガチャ引いた時に出たヤツか!」


「そうなのです!」


「えっ『モルモル』って何?使えるの?

しかも達って言った⁉︎生物なのか⁉︎」


「『モルモル』はお手伝いしてくれる良い子達なのです!マスターが出来る事をお手伝いしてくれるのです!」


「なにそれ⁉︎初耳なんやけど⁉︎」


「初めて言ったのです!」


「そんなに便利な事があるなら早く教えてくれよ!しかも、生きてるならクローゼットに入れっぱじゃ可哀想やん⁉︎」


「『モルモル』はクローゼットでも問題ないのですよ。」


「いや、でも、なんかザリガニ拾ってきた小学生みたいなこと俺したくないわ!」


「マスター、私は分かってあげれないのです。

でも、気持ちは伝わったのです!とりあえず、クローゼットに行くのです!」


「おう!」



ーーー

悠とナビミィは温室に行く前に、クローゼットから『モルモル』を出すことにした


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

少しでも面白い、続きが読みたいと思って頂けましたら、ブックマークや高評価、いいねなど頂ければ幸いです。


作者のモチベーションに直結しておりますので是非よろしくお願いします。


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