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魔女達の進化論

魔女の術は、大別すると攻撃型と防御型と支援型に分かれている----と思う。

(あくまでも個人の意見なので、実は全く違う定義があるのかもしれないけど)


 アネモネは私が知る限り支援型の術しか使っていなかった。

 誰かの持ち物に残留した記憶を読み取ったり、雨の夜に遠くの街の様子を幻視したりという、どちらかというと受け身寄りの術を使う魔女だったのだ。


(……だから、さっきのアレは……アネモネだけど、アネモネじゃない感じだった……)


 自らの意識を飛ばし、さらに他人の脳に直接入り込んで来るというような性質の術は、むしろ攻撃型に近い。私が覚えた不快感や不安は、彼女の術が攻撃と表裏一体であるという事を示しているような気がする。


 すなわち、ここから一つの結論が導き出される。

 あまり嬉しくはないものだが。


 魔女の術は、人間の文明の発達につれて進化している----。

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