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旅の途中の楽しい夜

またしばらく歩いた。


「そろそろ昼ごはんにするか!」


「うん!」


俺は空間神で作った収納から弁当箱と水筒とレジャーシートを取り出した。


「「神々に感謝を!!」」


弁当にはサンドウィッチがたくさん入っていた。具材はレタスや卵、とんかつみたいなものまであった。


「ねぇ、エリック。王都についたら初めに何やるの?」


「まずは冒険者登録をしたいからギルドかな?」


「教会には行かないの?」


「教会?なんで?」


「知らないの?王都の教会に行けば精霊と悪魔の契約ができるのよ。契約できる人はほとんどいないけど。」


「精霊と悪魔ってなんだ?」


「え?エリック知らないの?精霊は霊界に、悪魔は魔界に住んでいる魔物みたいなものだよ。魔法みたいに位があって精霊は

精霊神>精霊帝王>上級精霊>中級精霊>下級精霊、


悪魔は

悪魔神>悪魔帝王>上級悪魔>中級悪魔>下級悪魔


っていう序列があるの。。そして帝王以上は擬人化というスキルを持っているの。

上級まではたくさんいるけど帝王は10人、神は1人ずつしかいないの。」


「へぇ~、そんなんがあるのか。よし!まずはついたらそこに行くか!」


「うん!」


そして俺たちは昼ごはんを食べ終わり、再び王都に向けて出発した。




気づけばもうすぐ日が落ちる。夜の森は魔物の発生する速度が少しだが上がるため危険だ。

いい感じに開けた場所があった。


「よし。ここら辺で今日は野宿かな?」


「分かった。ちょっと待ってね、今テント出すから。」


「いや、いいよルル。」


「え?なんで?」


「なんでって、家を作るから。」


ルルは目が飛び出そうなくらい驚いている。


「ここら辺に立てるか。」


すると簡単な家ができた。


「まぁ豆腐小屋に近いけど一晩だけだしいいだろ。」


「エリック、こ、これは?」


「家だけど?」


「だよね。あはは。」


ルルの笑いはぎこちなかった。


「とりあえず入るか。」


中はワンルームに風呂とトイレがあるがそれ以外は何も無い。なのでベッドを二つ作った。




俺たちは夜ご飯を食べて、風呂も入った。

なのであとは寝るだけである。


「ふぅ~。なんか今日は色々疲れたなぁ~。」


「ほんとに、エリックのには色々驚かされたし。」


「はははは。まぁそれはいいとして、明日の夜までには王都につきたいな。」


「うん。夜の7時にはもんが閉まっちゃうからね。」


「まず王都についたら教会に行って、それからギルドに行く。それでいいよな?」


「うん、いいよ!」


よし!予定は決まったしそろそろ寝るか。」


「あ、あのさぁ。エリック。」


「ん?どうした?」


「告白の続き。まだ、その・・・返事、もらってない。」


「あ、あぁ。そういえばまだだったな。」


(やばいやばい。めっちゃ緊張する。ちゃんと伝えれるかな?)


「お、俺も好きだ。ルルのことがすごく好きだ!」


テンパって声を張ってしまった

「え?ち、ちょっと!そんなに叫ばないでよ!恥ずかしいじゃない。」


ルルは「ううっ・・・」と言いながら枕に顔を押し付けている。

そして落ち着いたのか顔を上げて


「わたしとエリックはカップルってこと?」


と言ってきた。


「そ、そうだよ。言わなくても分かるだろ?

ルルは風呂から上がってすぐだからちょっとエロい。


「あ、あのさぁ。その・・・。」


するとルルが俺に顔を近づけてきた。

唇と唇が重なった。


「んっ…はっ」


ルルは少し顔を離して言った。


「私たちはもう恋人だからこれくらいいいでしょ?」


(やばい。今のルルはすごくエロい、それに上目遣いとか男の急所的確についてくる。)


これに耐えられる男はいるのだろうか?

そろそろ俺の理性も限界に近い。

するとルルは


「今度は、エリックが、して?」


(もぉー限界です!)


俺はルルに顔を近づける。そしてもう一回唇と唇を重ねた。

俺は舌を入れると、嫌がる様子なく受け入れてくれた。

少し長いキスをしたあとルルはまだ何かを言いたそうにしていた。


「どうした?ルル。」


「あ、あの。し、しないの?」


「したいか?」


と聞くとルルは顔を真っ赤にしながら頷いた。

その夜はルルと楽しんだ。


さ、()()まではやってないよ!



2021、3/3 文章のごちゃごちゃを整理しました。

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