表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
92/120

#091「時間旅行」

舞台は、寮の自室。

登場人物は、山崎、吉原、渡部の三人。

「夕刻、異国風情の若い独身男性が三人、たずねてきた」

「その内の二人は、言葉が不自由で、片方は、珍妙な眼鏡を掛けている。――おそらく、僕のことだね」

「残る一人が通訳に挟まり、会話が進む。――こちらは、私のことでしょうね」

「応接間に案内し、主人の指示を仰ぐ」

「主人より、丁重にもてなすよう申し付けられ、それに従う」

「饗宴ののち、寝室に案内する」

「翌朝、朝食を届けに行くと、忽然と姿を消していた」

「昨夜、水を運んだ時までは、たしかに部屋にいたのだが」

「屋敷の怪奇現象として、移築前に、ここに記す」

「まさか、俺たちのことが書き残されてたとはなぁ」

「この記録で、いくつかの謎がはっきりしたね」

「私たちが見た建物は、以前、この土地に建てられていたものであるということ」

「俺たちが会った人たちは、昔、ここに住んでいたことがあったこと」

「それから、建物は別のどこかに移されたということ」

「どうやら、私たちが体験したのは、タイム・トラベルだったようですね」

「間違いないな」

「このこと、三好さんにも伝えたほうが良いのかなぁ?」

「辺野古さんには、解読内容を伝えませんでしたからねぇ」

「何となく、秘密にしておかなきゃいけないと思ってしまったんだよなぁ」

「あまりにも突飛な話だからねぇ」

「何となく、言うのが憚られますね。頃合いを見計らって、後日、お伝えするとして、当面は、他言無用としましょうか?」

「賛成」

「三人だけの秘密だね」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ