8話 定職に就くのも悪くないかな
最後まで読んでいただければ幸いです。
思ったより書きづらく、最後の方は陳腐なセリフになってしまいました。
5/16 タイトル変更しました。
5/27 ステータス変更
冒険者ギルドをやめた後は2ヶ月ほどダラダラと過ごした。
その後は2年半ほど商売を中心とした職業をメインに様々な職業を転々とした。
そして18歳になったある日ルーイ呼び止められ、少し話すことになった。
「デューイ、いつまで仕事を転々とするつもりだ。」
「俺のことなんだから親父には関係ないだろ。第一いろいろな仕事をしてはいるけど、ずっと仕事をしてるからいいじゃないか。」
「そういうことじゃなくて、一つの仕事に就いてそれを続けるのもいいんじゃないか?」
「そうは言うけど俺は色々な職業を経験することで様々なスキルを手に入れることもできたし今の状態が悪いとも思わない。」
「確かに様々なスキルを持っているのは素晴らしいことだが、1つのスキルを極めることも素晴らしい事なんだ。例えば今お前は鍛冶見習いのスキルを持っているだろう?レベルがあるとそれが鍛冶師になる。そうすれば鍛冶でできることの幅も広がる。例えば武器に属性をつけたり、防具に耐性をつけたりとかな。お前もドワーフなんだ。せっかく得意な能力を持っているんだからそれを伸ばしてみないか?」
「でも…」
「でもじゃない!俺がなんでこの仕事をしているか知っているか?」
「ドワーフだからだろ?」
「そうじゃない。鍛冶が上手くなればより強い武器だけでなく、より耐久力に優れた防具を作ることができる。そうすれば戦う者たちが少しでも傷つかなくなる。そう思って俺はこの仕事を始めたんだ。この仕事はある意味人を助ける仕事でもあるんだ。お前にはそれを分かって欲しい。」
「人を助ける仕事か…」
最初、薬屋に就職しようとしたとき本当は人の役に立つ、人を助ける仕事をしたかった。
だけど仕事の辛さからやめてしまい、ズルズルと今のような生活になってしまった。
冒険者ギルドで働いた最後の日、あの時もっとしっかりしていればと未だに思う。
そんな俺が人を助ける仕事ができるというのは素晴らしい事なんじゃないか?鍛冶をやってみよう、そう思った。
俺のやる気が伝わったのかルーイも最初の起こったような表情から嬉しそうな表情に変わった。
「そうだ。人の役に立つ仕事、それは素晴らしいと思わないか?」
「そうだな。俺も鍛冶やってみようかな。せっかくドワーフに生まれて、工房もあるんだから。」
「そうと決まれば早速今日から始めるか。仕事はビシバシ教えるからきちんとついてこいよ!」
「おう!」
この日から俺の鍛冶師としての人生は始まった。
名前:デューイ
種族:ドワーフ
職業:遊人Lv2 鍛冶見習いLv2 上級調合士Lv7 狩人Lv5 釣り人Lv1 商売人Lv7
レベル:24
体力:124/124
魔力:162/102+10+50
攻撃:72+30+10
防御:67+30+6
力:30
知恵:32
敏捷:19
運:18
種族固有スキル:鍛冶Lv2 鎚Lv3 酒豪
スキル:調合Lv7 水泳Lv1 槍Lv1 釣りLv1 話術Lv12 取引Lv7
装備:木の鎚(攻撃+10) 革の帽子(防御+1) 革の胸当て(防御+2)
革の籠手(防御+1) 革のズボン(防御+2) 中級調合士の指輪(魔力+50)
変な表現間違い等ありましたら教えてください。
これで1章完結にしようと思います。




