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第四章 予言者と相人(そうにん)

第四章 予言者と相人


 翌日、毎日のように若葉のもとを訪れていた維盛(これもり)資盛(すけもり)が一向に現れなかった。


 兵衛佐(ひょうえのすけ)(つぼね)にこもって休みを取っていることも手伝って、若葉自身も病が長引いていると嘘をついて、ひっそりと閉じこもっていた。しかし、石童丸(いしどうまる)が聞いて来た話には愕然となった。


重盛(しげもり)様が怒っていらっしゃる!? 私が宴に行ったことも全部知られてしまったの!?」


「いえ、そこまでは知られていないようです。ただ、維盛様が途中で宴を抜け出された上、文覚(もんがく)様を独断で小松殿(こまつどの)客人(きゃくじん)として招いたことに、お叱りがあったみたいです」


「維盛様は何も悪くないのに……。それで維盛様はどうされたの? それに資盛様は?」


「維盛様はしばらくお部屋で謹慎なさるそうです。それと資盛様も連帯責任で謹慎を命じられたそうで、姫様のところに当分、遊びに行けないと残念がっておいででした」


「それで文覚様はどうされたの?」


「そのままお客人としてもてなされているみたいです」


 小松殿から追い出して欲しかったと言いたげに石童丸は身震いした。


「あの人はどうも苦手です。姫様は怖くないんですか?」


「それは……得体が知れなくて怖いところもあるけれど。でも、文覚様は怖いだけの人ではないと思うわ」


「怖いだけで充分だと思いますけれど」


 納得がいかないと石童丸は何度も頭を振った。その時、部屋の外に衣ずれの音が響き、取り次ぎを求める声がした。


「また文覚様でしょうか?」


 若葉が思わず笑ってしまったほど、石童丸は顔を露骨に強張らせていた。しかし、応対に出て行った石童丸は「文覚様ではありませんでした!」とむしろ文覚だったほうが良かったと言いたげに戻って来た。


「重盛様が姫様のご気分がよろしければ、少しお話をなさりたいそうです。どうしましょう?」


 今は間に入る維盛もいない。病気を理由に断った方が良いのではないかと心配する石童丸に、若葉は考えながら答えた。


「お忙しい重盛様がわざわざ私と話したいとおっしゃるなんて、きっとよほどの理由があるんだわ。お断りすべきではないと思う。お迎えする準備をしてちょうだい」


「でも、姫様、対面なんかされて、仮病がばれたらどうなさるんですか!?」


 維盛も兵衛佐もおらず、若葉を守れるのは自分しかいないと、気を張っている石童丸に、若葉は「ありがとう」と礼を言った。


几帳(きちょう)を立てたら、こちらの様子なんて分からないわ。都合が悪い話になったら、急に具合が悪くなったとか言って追い出せば良いし、大丈夫。これでも仮病は慣れているのよ」


 妙なところで自信がある若葉に「そんなの自慢になりませんよ」と石童丸は情けない声を上げた。


 病で見苦しいからと言いわけし、間に几帳を厳重に立てて、若葉は重盛と対面した。部屋に入ると重盛は早速、人払いを命じた。石童丸も例外ではなく、不安げに何度も振り返りながら、部屋を出て行った。重盛と二人きりになると同時に、几帳越しでも部屋に緊張感が満ちるのが分かった。やはり重盛は何か大切な話があって来たのだと若葉は感じた。だが、若葉も何事にもきっちりしていると評判の、建春門院(けんしゅんもんいん)にしこまれた女房である。雰囲気ごときに気おされるわけにはいかないと、しとやかに挨拶を交わした。


 お定まりの病気の見舞いとその返答という会話が片づくと、重盛は泉殿(いずみどの)(うたげ)に話題を移した。


「あなたが欠席されたので経子(つねこ)がたいそう残念がりましてね。また一門の者もあれこれと噂ばかりが伝わっているのでしょう。身内と会わせるのも惜しいほどの美女なのか、よほどの愛妻家と見えると、息子もしきりにからかわれておりましたよ」


 しらじらしく「病にかかった我が身がいとわしい。本当に申しわけございません」などと答えていると、「そう言えば」と重盛が切り出した。


「宴であなたの兄上の藤原成経(ふじわらのなりつね)殿にお目にかかりました。たいそうあなたのことを心配なさっておられて、妹をくれぐれも頼むとおっしゃっておいででした」


 宴で重盛に話しかけていた成経のことを思い出し、若葉は胸が痛んだ。しかし、返事だけは愛想良く続けていると、重盛は静かに言った。


「奇妙な話なのですがね。成経殿はあなたに良く似た少年が宴席にいたとおっしゃっていましたよ」


 若葉は思わず、ばさりと扇を取り落とした。しかし、重盛の言葉はそのまま続く。


「成経殿は(きょう)を覚えられて、息子達の舞の後で声をかけるおつもりだったようですが、いつの間にかその少年は退席していたとか。残念がっておいでで、妹にぜひ、この話を聞かせてやりたいとおっしゃっておいででした」


 まさかその少年が妹本人だとは、常識人の成経には思いも寄らなかったに違いない。ただ珍しい偶然に、若葉が面白がるだろうと思ったのだろう。成経に声をかけられて正体がばれなかったことに感謝しながらも、成経を通じて重盛が若葉の存在を知ってしまったことは最大の誤算だった。若葉は内心、呑気な兄に対し、逆恨みの感情を抱いた。


「一門の者の顔はおおかた見知っているつもりですが、成経殿のおっしゃるような少年は私は存じませんので、少々気になりまして。尋ね合わせてみたところ、資盛のお友達という話でした。……お恥ずかしい話ですが、資盛にそんなお友達がいたとは初耳でしてね」


 どんどん追い詰められていることに若葉も当然、気づかずにはいられなかった。だが、急病を装うどころか、言いわけ一つできない。否、させない気配が重盛から発せられていた。重盛は既に確信を持っていること、そしてそれを告げるために、若葉に会いに来たのだと、言葉にはなくとも感じられるのだ。若葉は無言で重盛が本当に言いたいことを話すのを待っていた。


「資盛にも尋ねたのですが、最近できたお友達だと言うばかりで、どこのどなたとも申しません。近頃、資盛はいたずらが過ぎるようです。先日などは経子が何に使うのかと苦笑しながら、元服(げんぷく)した資盛には必要のない童直衣(わらわのうし)を用意していました。その少年が着ていたという物に良く似ているのですがね」


 資盛なりにかばってくれているらしいが、肝心なところがどこか抜けている。若葉はため息が漏れそうなのを懸命に押し殺した。


「舞の後、維盛が急に退席しましてね。帰り道にもひと騒動起こって、勧進聖(かんじんひじり)をお客人として連れ帰ることになったようですが、維盛が退席した時刻と少年が泉殿から消えた時刻がちょうど合うのです。おそらく維盛が少年をいずれかに連れ帰ったのでしょう。例えば……小松殿に」


 重盛は『少年』という単語を、わざとらしいほどはっきりと発音した。ここまで気づかれていながら、いまさらとぼけることもできず、そうかと言ってあらいざらいを打ち明けるわけにもいかずに、若葉はしょんぼりと尋ねた。


「それで、私に何をおっしゃりたいのですか?」


「息子を、維盛のことをどう思っていらっしゃるのかを姫におうかがいしたい。今のような中途半端な形で息子と共にあることを、あなたは本当に望んでおいでですか?」


 何を言われるのかと思っていた若葉にとって、その問いかけは意外な物だった。予想もつかない質問に言葉を出せないでいると、重盛は淡々とつけ足した。


「昨夜、維盛にも同じことを尋ねました」


「維盛様は何とおっしゃいましたか?」


 平静を装って問いかけるのに若葉は相当の努力を要したが、それでもわずかに語尾が震えたのを重盛は気づいたかもしれなかった。


「……何も。何も答えませんでした」


 重盛の静かな声音は、彼が何を考えているのかを全く伝えてくれない。不安と苛立ちで震える手を、若葉は強く握り締めた。そんな若葉の気配をも、おそらく察しているのだろう。重盛はふいにしみじみとした口調になった。


「あなたの父上の成親(なりちか)殿とは直接、お話をしましたし、抗議のお文も何度となくいただいております。姫に法皇(ほうおう)様とのご縁談があることも当然、存じております。姫、あなたはご自分の価値を正しく理解しておいでですか? あなたは望めば(みかど)女御(にょうご)にもなれるご身分なのですよ? 一介の公達(きんだち)に過ぎない維盛の隠し妻の立場より、遥かに高いご身分を選ぶことが、いくらでも出来るのです。それでも、こうして小松殿にいらっしゃることに、あなたは何の意味を見出しておいでですか?」


 重盛は維盛と若葉の恋人関係が偽りだと気づいているのではないかと、若葉はとっさに悟った。だが、それと知りながら二人をとがめず、若葉を小松殿に留め置いている理由が分からなかった。


「私は……法皇様のお傍に上がることも、女御として帝のもとへ入内(じゅだい)することも望んでいません。一時の寵愛と権勢を大勢の女性と競うのではなく、一人の殿方と末長い愛情と信頼を育みたいのです」


「欲のない姫君だ。……いや、それとも欲深いのかな? 親兄弟までが互いに憎み、殺し合う、この諸行無常(しょぎょうむじょう)の世の中で末長い絆を望まれるのだから」


 重盛は衣ずれの音と共に立ち上がったようだった。


「姫のお考えは分かりました。維盛が姫にとって絆を結べるただ一人の存在なのであれば、私はもう何も申しません。しかし、そうでないならば、今一度、ご自分のお立場をお考えください。私は息子が可愛い。卑怯者にはしたくないのです」


 重盛の『卑怯者』という言葉には、単に若葉を隠し妻扱いしている以上の意味があるように、若葉には思われた。


「重盛様はまるで、あらゆることを見通していらっしゃるようですね」


 思わず呟くと、重盛は物憂げに答えた。


「私のことを未来を知る予言者と言う者もおります。……確かに、私には時折、未来が視えてしまうのかもしれません。知らないほうが幸せな未来を」


 その時の若葉には、平家一門の次代の棟梁(とうりょう)であり、輝かしい未来が保証されている重盛が何故、悲しげに『未来』という単語を口にするのかが分からなかった。ただ、精一杯の気持ちをこめて、宴以来、胸の内で温めていた言葉を口にする。


「一つだけ、宴にお邪魔した『少年』から、重盛様にお伝えしたいことがありますの。維盛様のことをそれほど思っておられるのなら、言葉にして直接、伝えてあげてください。……重盛様のお心が見えず、時々、寂しい想いをなさっておられるようですから」


 重盛は静かに笑った。笑い声であるのに若葉の耳には悲しげに響いた。


「お優しいのですね。……それがかえって姫を傷つけることにならなければ良いのですが」


 数々の言葉をどう受け取るべきか、若葉が悩んでいるうちに重盛は退室してしまった。入れ違いに石童丸が戻って来る。


「姫様、大丈夫でしたか? 重盛様と一体、何をお話されたんですか?」


「大丈夫よ。重盛様は私が宴にいたことを気づいておいでだったの。少しお叱りを受けただけ。維盛様には何も言わないでちょうだい」


 若葉は重盛に言われたことは、自分一人の胸にしまっておこうと決意しており、石童丸の前では心がけて明るく振舞った。利発な石童丸もその様子に何か悟ったようで、それ以上、重盛の話題を出すことはなかった。


 それから数日が経ったが、文覚は小松殿での居候生活を楽しんでいる様子だった。おとなしくしていれば、まだ維盛の客分としての体面も保たれるのだが、様々なことをしでかして、その都度(つど)、小松殿の者達を驚かし慌てさせた。とにかく一日としてじっとしていることがないのである。


 屋敷中を歩き回っては、取り次ぎもなしに重盛であろうが、維盛であろうが、貴人の部屋に平気で顔を出す。そうかと思えば、ふらりと屋敷を出て行った後で、泉殿の家人に「泉殿に不法侵入し、相国(しょうこく)様の部屋に入りこんだ無礼者が、小松殿の客人だというのは本当か?」と首根っこを引きずられて帰って来る。さすがにこの時は清盛の怒りがなかなか解けず、重盛と維盛の両名が泉殿へ謝罪に赴いた。


 当の文覚は周囲の迷惑など、どこ吹く風といった様子だった。小松殿で唯一、文覚に嫌な顔をしない若葉のもとへ呑気に立ち寄り、今日はどこへ行き、誰と会って、どんな騒動が起きたかを楽しげに語る。そうかと思えば、仏道における女人の心得を真面目に説いたりもする。


 困った人だと思いながらも、若葉は文覚を嫌いにはなれなかった。維盛と資盛が謹慎していて、全く会えない寂しさを、様々な話で紛らわせてくれる上に、小松殿の居候という共通点が今は心強かった。


 だが、泉殿で清盛(きよもり)にいきなり対面して大立ち回りになったという話には、若葉も他人をとやかく言える立場ではないのだが、さすがに呆れた。


「相国様にお目にかかって、良くご無事でいらっしゃったと思うわ。どうして、そんな無茶をなさったの?」


「別に寄進(きしん)を頼みに行っただけだ。それに顔が見たかったからな。俺は相人(そうにん)の心得がある。一度、世に名のとどろく入道相国(にゅうどうしょうこく)とやらの器量を直接、確かめてみたかったんだ」


 相人とはすなわち人相見(にんそうみ)のことである。腕の良い相人は、相手の未来までも読み解くと言う。文覚が優れた相人であるとは、にわかには信じられなかったが、興味を持った若葉はつい身を乗り出した。


「それで相国様と対面して、文覚様はどう思われたの?」


「ああ、大した物だ。なにより器がでかい。荒ぶる龍の相がある。白河院(しらかわいん)落胤(らくいん)という噂もデマでないかもしれん。……ただ、器がでかすぎて、細かいところまで目が届かない。そこが欠点だな」


 平清盛(たいらのきよもり)後白河法皇(ごしらかわほうおう)の祖父に当たる、白河院の隠し子であるという噂は若葉も聞いたことがある。武家の身でありながらの異常なまでの出世はそのためかと、貴族達の間でまことしやかに流れ続けている噂だった。だが、若葉はむしろ文覚の清盛の弱点を見出そうとするような口調のほうが気になった。


「寄進をお願いするなら、もっと穏やかにお訪ねすることもできたのに、何故そんな乱暴な行動をなさったの? 文覚様は勧進聖だもの。単なる好奇心で、お寺の再興(さいこう)のための大事な命を失くすわけにはいかないはずよ。そうでしょう?」


「同じようなことをあんたの(しゅうと)にも聞かれたぞ」


「舅って……重盛様のこと? それで文覚様なんてお返事なさったの?」


「他の連中は俺が狂っていると思っている。多分、その通りなんだろうと言っておいた」


「重盛様はそれで納得された?」


 間髪を入れない若葉の問いかけに、文覚は「どうだかな」と答えて、にやりと笑った。若葉は文覚が質問をごまかそうとしているのを感じた。だが、ここで負けてなるものかと声に力をこめた。


「私の息子を弟子にするなら、道理の通った行動をするお坊様でなくては困るわ」


「……これは一本取られたな」


 文覚は大きな声で笑った。


「誰がなんと言おうと、俺は俺の道理に基づいて行動する。それが世間の道理とやらに通ろうが通るまいがな。……だが、まあ、あんたには教えてやっても良いだろう」


 真面目な声音になって、文覚は熱く語った。


「俺は平家一門の栄華とやらが、どれほど続くものかを確かめたいんだ。一門の上に立つ棟梁の顔を見れば、自然に見えて来るからな。……現世に生きる者として、世の流れに関わり、行く末を見届けたいと願うのは、別に奇妙なことではないだろう?」


 『棟梁』という単語に、維盛の顔がとっさに浮かび、若葉は思わず胸を押さえた。


「文覚様は平家一門の行く末をどう占ったの? 維盛様は立派な棟梁になられる?」


「平清盛は大物だが、もう歳だ。その嫡男(ちゃくなん)の重盛は大した奴だ。全てを見通しているようなところがある。奴の目の黒いうちは一門も安泰だろうよ。……だが、俺の見たところ、平家一門に重盛に()ぐような人物はいない。奴にもしものことがあれば、平家の栄華もそこまでだ」


「そんなはずないわ! 重盛様には維盛様がいらっしゃるもの! 第一、重盛様にもしものことなんてあるわけないじゃない!」


 怒りに震える若葉など意にも介さず、文覚は堂々と言い返した。


平維盛(たいらのこれもり)は棟梁の(うつわ)じゃない。あれは優しすぎる。見ず知らずの乞食坊主をうさん臭いと分かっていながら、女の一言で引き取ってしまうような奴だ。政権争いには向かない」


 少しためらってから文覚はひどく優しげな声でつけ足した。


「あんた達、まだ正式に結婚したわけじゃなさそうだな。だったら、平維盛を夫にするのは止めておけ。……いずれ泣くことになるぞ」


「出て行って!」


 顔を袖の中に埋め、泣き声で若葉は命じた。


「もう何も聞きたくないわ。出て行って」


 文覚は静かに立ち上がった。ふと思い出したように告げる。


「姫さん、あんたは困難に負けない、たくましい顔をしている。きっと長生きするぞ」


 御簾(みす)の奥から若葉は何も答えず、文覚は不思議な微笑みを残して、部屋を出て行った。


 文覚はその日のうちにわずかな荷物をまとめ、維盛からかなりの金額の布施(ふせ)を受け取った後、小松殿を出て行った。そのことを石童丸から伝えられると、若葉は呆れてしまった。若葉の『出て行け』という言葉を拡大解釈したのか、それとも他に考えるところがあったのか、いずれにしろ若葉に挨拶もせずに、ふらりと出て行く気紛れなところが、いかにも文覚らしかった。


 騒動の元が立ち去ったことで、小松殿は安堵の空気が漂ったが、若葉には一抹の寂しさと共に、もっと話を聞いておきたかったという思いが残った。文覚の『現世に生きる者として、世の流れに関わり、行く末を見届けたい』という言葉には、深い意味がこもっていたように、今となっては思われた。怒りにまかせて問答を打ち切ってしまったのは失敗だった気もし、あるいは文覚がわざと若葉を怒らせて、答えを都合良くごまかしたのかもしれないとも考えられた。


 いずれにしろ、文覚とこれでお別れという気は若葉はしなかった。石童丸が嫌がるので口には出さないが、文覚はおそらくまだ京にいる。さらに彼がいる所にはきっとひと騒動が起こる。そして、騒動があるならば、再び若葉が巻きこまれることもあるだろうという予感があった。

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