LUNACY
無計画な書き下ろしです(汗)
深くないですが
若干性描写らしき物が含まれているため
苦手な方は読まない事をオススメします;;
―変わらぬ幻想
狂い始めた歯車に、捕らわれ堕ちてそこの闇へ
僕と僕のただ一人の最愛の
今にも零れ落ちそうな甘い蜜をこの口に含んで…
僕らは…
また求め合う。
『っ……』
長い指先に顎を捕らえられそのまま唇を重ねられる。
味わうように舌で舐められればそのまま薄く開いた口の中に招き入れる。
ただ深く混沌へと意識はもう既になく、
僕はいつものようにこの身を委ねた。
〜〜
「…朔、俺はまた…」
零れ落ちる声は弱々しくて、獲物を見つけた獣のような彼はもういなくて
ただ深い海のような青色の瞳は困惑に歪んでいる..。
『黎兎……』
僕は僕を抱いている彼の…黎兎の首の後ろに両腕をまわしそのままの状態で震えている唇に今度は自分から唇を重ねる。
「っ……」
黎兎の甘い吐息を感じながら、僕はゆっくりと唇を離し、
濡れた深い青色の瞳を見つめ
ゆっくりと囁く。
『僕は大丈夫だから……
泣かないで僕の…僕だけの、黎兎…。』
「ぁ……朔っ」
そして黎兎の頬に伝う雫を指で掬うと
僕は黎兎の胸に顔をうずめた。
心臓の鼓動が心地いい。
黎兎は生きている..。
この音は黎兎が僕の傍に存在しているという紛れもない真実..。
大好きな黎兎..。
僕を獣ように貪り尽くすのも、
汚れのないこの涙を流すのもまた彼..。
「ぁんっ……やぁっ…朔っ……」
壊れ物を扱うかのように自身の舌で身体全体でゆっくりと僕は黎兎に愛撫する。
繰り返すうちに絹糸のように白くなめらかな肌は桜色に染まり艶めかしい...。
『黎兎…
君だけを愛してる…ねぇ黎兎、君を僕に頂戴…。』
「ぁっ………」
全てを吐き出した後、
疲れていたのだろう…黎兎はそのまま僕の下で意識を手放した。
自分より15㎝ほども高い身長である彼を
運び出せるわけもなく
行為の時脱ぎ捨てられたシャツを一枚羽織り
濡らしたタオルで
ただ彼の体を清めた。
そして
何も着ていない黎兎に
布団をかぶせた後、
僕はそのままバスルームへと向かう。
温かなシャワーのお湯で体にこびり付いたそれを洗い流す。
『ぃっ……』
ふと、
首筋に痛みを感じる。
バスルームの鏡を見るとうっすらと噛み後が写っていた..。
既に血は止まっていたが行為に噛みつかれていたことを忘れていた…。
なるべく痛まないように指でそっと傷をなぞってみる…。
彼が…彼らが僕を求めている証…
与えられた傷さえ狂おしく愛おしい。
……これで良い。これで良いんだよ…。
ねぇ…
黎兎、僕はそのままの君が大好きだよ…?
君が望んでくれるのなら僕は壊れたって構わない…。
月は人を狂わせる
ただ本能に従う獣のように
僕は君と堕ちていくんだ
快楽の底へ
僕らだけの楽園へ
どこまでも
どこまでも深く 。―
…自分で書いといて人物描写わかりにくいですね(汗
なんとかスランプ脱しようと書いたのは良いのですが
めちゃくちゃ中途半端な駄文になってしまいました..。
本当、なんだこれって感じですよね..。
若干、エロいだけか
的な○| ̄|_
…気が向いたら
多分修正版とか書きます(´・ω・`);;
読んで下さって
ありがとうございます。
°・(ノД`)・°・