連続人体発火事件記録
「連続人体発火事件ですか」
「そうだ。能力も魔力とか霊力とかの存在の確認されてない世界での連続人体発火事件。これの調査解決がこれから行く仕事だ」
どうやら、『ea-1983』世界にて起きてる事件らしい
この『ea-1938』という表記にはそれぞれ、『ea』がその世界の系統その後ろに続く番号が財団で記録してる世界で何番目に認識されたかを示すものだ
つまり『ea』型世界の『1938』番目ということだ
ちなみに、この『ea』世界というのが一番多く確認されてる世界系統だ
『地球型世界』とも呼ぶらしい
転生者は比較的にこの世界系列から出されることも多いのだとか
「これからこの事件調査を先にやってる財団部隊に会いに行くぞ」
「えっと、『住宅街突撃課第8課』でしたっけ」
「そうだ。住宅街でも兵器で武器をむき出しで身につけてることが多いその突撃課だ」
「武器剥き出しって・・・・・それいいんですか?」
「財団的には・・・・・・・推奨はしてないらしい。だめとは言ってないが」
「ええ・・・・」
『住宅街突撃課』というのは1〜10課で構成された『深淵財団外部軍事局』の住宅街専門の課だ
住宅街に『Fi』が出没した時に出撃して『Fi』の早期鎮圧・撃破を目標とすることが多いらしい
この『Fi』というのが深淵財団が存在する一番の理由であり、これを殺して夢想帝国に送還することが外部軍事局の主な仕事だ
そんなこんなで、僕が生きてた世界に近い日本の町並み(東雲さんが言うには、この世界の年代は2018年らしい)の中で普通に刀を腰に差してる人がいた
「あ、『深淵探偵事務所』の人ですね」
「アンタが、8課のこの地域の担当さんかい?『深淵探偵事務所所属捜査員』東雲だ」
「えっと、『深淵財団記録課深淵探偵事務所監視記録員』の悪運です」
「はい、私がこの地域の担当をしていた8課の芝山です」
「んじゃ、早速聞かせてくれるか?この事件について」
「それでは説明しますね。この地域にて起きてる『連続人体発火事件』。『深淵財団 調査研究部隊 外部調査課 Fi調査部門 未解明Fi調査課』の調査と8課の突撃調査にから、『Fi』の仕業で間違いないということが結論となりました」
「んで、あまりにも足が掴めないから俺等を呼んだと」
「そうなります。それと、この『Fi』の現時点でわかってる詳細ですが、
・被害者は一人ずつであること
・人体発火前に謎のことを口走ってたとのこと
・水中などの燃えにくい場所でも炭になるレベルで燃えたということ
この3点が確定情報となります。以降、この『Fi』は『Fi-199-ea-1983』と呼称することとなってます」
「199・・・・・案外少ないんだな」
「元より、魔力やら霊力やらの特殊エネルギー系も能力とかのものも存在してないことが確定してる世界ですからね」
「なるほどな〜。んじゃ、俺らは住民とかから情報集めといきますかね」
「お願いします。8課もまた即時対処に向かいますので」
「OKOK〜」
そんなこんなで芝山さんと別れ、僕達は調査に向かうのだった
【おまけ】
悪運「にしても、なんで『Fi』って言うんですかね〜」
東雲「あー、それ昔は別の呼び方だったんだと。ただ、その読み方が適切でないということで今の呼び名になったんだとか」
悪運「そんな理由があったのか」
東雲「そこら辺財団の新入職員説明では説明しないからな〜。ある意味黒歴史的なものだからだろうけど」




