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ストライク・コネクトコア ~鋼の体は血を流す  作者: 詩人マガリカド
セブンスチャンピオン編
9/10

壊れた明日も Another-Tia

忘れていた時の記憶。消えゆく星の光のように。

一つだけ、願いが叶うなら。

本当の名前を知りたい。


私は知っているの、私のお父さんは他にいる。今いるお父さんはお父さんじゃない。

いつの間にか私のそばにはあの人がいて、育ててくれた。だけど違う、違う気がする。


本能とも違うだけど確信がある。

何か忘れている気がする。


誰かの声が…こびりついている。



目が覚めた。私の部屋、私のベッドの上。

「ティア?どうかした?」ドアを少し空けた隙間からお父さんが顔をのぞかせる。「…ちょっとだけ、怖い夢を見たの。」暑くもないのに汗が滴る。「そっか。」ドアを閉めようとするお父さんに、聞かずには居られなかった。「お父さんは…お父さんなの?」お父さんはキョトンとしていた。


頭をポンポンと撫でた後、お父さんは微笑んだ。


私のお父さんは偉い人なんだ。私のお父さんは凄い人なんだ。

私のお父さんは…ずっとお父さんでいてくれるの?

誰かの名前は本当の名前じゃないのかも知れない。誰かが私を呼んでいる。その名前もまた、本当の名前じゃないのかも知れない。

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