NO7 アリーさん 3
占い師だって感情があるので、
いつだって万全な状態で
冷静に見れているわけではありません。
このままじゃいけないと思って、
気持ちを切り替えようと、
自分に言い聞かせお話を続けます。
ーインキュバスの彼は昼職を頑張っているようですが、
思い通りにできないことが苛立っている様子です。
それと、種族的な問題だと思うのですが、
インキュバスの彼には昼職があっていないようですね。
インキュバスはもともと、
夜行性の種族なので、
昼は本能的に動きにくいはずです。
そこで昼職で頑張ろうと
彼は頑張っているのかもしれませんが、
体に無理をして働いているのではないかと思われます。
なので、
思い通りに行かないことが重なれば、
イライラしてしまい、
当然だけれども、
楽なほうに行きたくなるように考えてしまうものなんですー
「やっぱり、インキュバスだしね。
だから、夜の飲食店とかにすればいいのにって、
彼にアドバイスをしたんだけど、
彼ったら、意地を張って聞かないんですよね」
ー彼なりに昼職で頑張りたいと言う思いがあるみたいです。
アリーさんともなかなか会えないので、
すごくイライラしているみたいですー
アリーさん、すみません。
完全にタロットの内容が違います。
でも言えないんですよ。
見えてくるキーワードやカードの内容から。
彼はとっくに昼職を辞めて、
楽な方を選び、
他の女性とイチャイチャしているみたいです。
そんなことをアリーさんに伝えられるわけがありません。
それに占いとは不確かなもの。
実際に起きてるとは限らないから、
不確かなものをアリーさんに伝えるわけにはいきません。
「昼職に、真面目に言ってるのかな?彼は?」
ー彼なりに頑張っているようですが、
周りから彼が思うような評価が得られなくて、
それは彼もわかっているみたいですが…。
そういうのも重なり、
なおさらイライラしているようですー
「彼さ、忙しいって言うけど、
彼本当は忙しくないんでしょう。
他の女と遊んでいるのかなあ?」
ー大変言いにくいですが、
彼に価値を感じている女性がアリーさん以外にもいるようですー
「はぁー!?。
ここまでしてあげてるのに!
他の女と連絡取るために、
テレフォンの料金を払ってあげているわけじゃないのに!
信じられない!」
なるべく言葉は選んで、
柔らかい表現や、
アリーさんが怒らないような言葉遣いを心がけてはいるものの、
今日の私は上手くいかないようです。
この時点で私はかなり焦っていました。
彼は自分に価値がある、
だから女性たちがお金を出すだと思われております。




