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NO6  ナタコさん2


ー呪いをかけられていると、

 今も感じていますか?「ー


「はい、いつも感じています。

 特に遊びに行っていた時に

 着ていた羽コートを着ると重く感じます」


ー羽コートにその人が触っていたりしますか?「ー


「私は見ていませんが、

 その人が近くにいたので触っていると思います。

 一度はクリーニングに出したのですが、

 それでも重く感じるんです」


ーそれは…、間違いありません。

 羽コートを通して呪いをかけられているみたいですねー


「やっぱり!

 なんでその人は私に張り合ってくるんですか!

 私は何もしていないのに!」


お話を聞きながらメモして

カードも切り終わっていますが、

もう少し話をしていただいた方が落ち着きそうですね。


ナタコさんの口から話す情報が欲しいのですね。

それに、心にため込んでいる言葉を

話させたほうが落ち着くかもしれません。


ーその方は、ナタコさんがお仕事でも遊びでも、

 周りの人に頼りにされているのが

 気に入らないみたいです。

 ナタコさんは周りの方に人気があるし、

 すごくきれいな人だとその人は感じたようです。

 その方は自分がそう感じた人に

 無意識にマウントを取る人のようですね_


訳 だと思う〜、と思っていて欲しいんですよね。

  ナタコさんは。


「なんで私にマウントをとっているのかって思っていたけど、

 そんなふうに思っているなんて!

 確かに私は お友達に頼りにされていますよ。

 今している仕事も長いですし!

 そんなの当たり前じゃないですか!

 遊びだってみんなと一緒に

同じ時間を過ごしているもの!

 そんなこともその人はわからないんですね!」


私に怒鳴るように言われてもねぇ、

相当心に良いため込んでいたようですなぁ。


おそらくその方の方が自分より

ちやほやされている様子を見るのが気に入らない。

その感情ぶつけたくて、

テレフォン占いにかけてきたって言うところでしょうか ?


うふふふふ


知らんがな!

私に当たるな!


とは思っていても言ってはいけません。


ナタコさんにお話を続けてもらいましょう。


ーその方は空気の読めない、

 無神経なタイプの方みたいですねー


その方ではなく周りから見た

ナタコさんがそういった存在です!


「いくら私が羨ましくても

 ひどいと思いませんか?

 私の周りを引き話して、

 自分がとって取って代わろうだなんて!

 何様なのかしら?

 私に呪いまで書けるなんて!

 先生どうしたら呪いが解けますか?!」


呪いを信じるんだったら、

呪いのことを話した

その先生に聞けばいいんじゃないんですかね?

と思っていても口に出してはいけません。


多分私に呪いを祓って欲しいんですよね。

お祓いは私やってないので、

無理ですけど。


私からしたら

疲れるだけの作業は避けさせていただいております。


絶対に言葉にして言いませんよ!

お客様ですから。


それにこの呪いは解けないんじゃないかなぁ?

だって本当は呪いなんてかかっていないもの。


ナタコさんがかかっている呪いは

自分で

『私は呪われている。

 かわいそうだね!』

と言う呪いだしね。


さて、これどう説明しようかなぁ?


ーまずは呪いを解くためには、

 塩とお湯とお湯で羽コートをー


「は!!

 何言ってるの!

 クリーニングには出したって言ってるじゃん!

 聞いてるの?

 私の話聞いてんの!!

 それって私に失礼だよね!

 謝れよ!

 私に謝れよ!

 謝れ!

 謝れ!」



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