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エルフは食いっぱぐれない

こんにちわ。

異世界テレフォンのマミーでございます。


本日は子供たちがケーキ目当てにやってきたので、

ウキウキしながら

3人で一緒にお茶タイムを過ごしましたよ。


2人とも、同じ国に住んでいます。

修行場所も彼らの家も近いので

割と頻繁に私の家にやってきて

3人でご飯を食べたり

茶をしたりしています。


今は、2人ともお仕事の修行中の身なのです。


そう、私のもう一つのお仕事は

”浄化”と言うものです。


これは、ハイエルフ・エルフの

特権みたいな能力です。


ハイエルフ・エルフの

誰もが持っている能力と言うわけではありません。


ハイエルフ、エルフは寿命が長い種族です。

現在、世界中に30億人ほどの

様々な種族が同じ文明を共有し

過ごしていると言われています。


その中のわずか1万5千人ほどが

ハイエルフ、エルフとなります。


その1万5千人の半分ほどが

”浄化”能力を持っています。


世界中で使われている魔石が

力を全て使い切ったら必ず”浄化”します。


長い間使われた魔石は、

その過ごした場所特有の

癖のようなものが着きます。


それらをきれいに”浄化”するには

大自然のエネルギーをバランスよく充てることです。


大自然のエネルギー5種を上手く当てられるのは

ハイエルフ・エルフが

最も得意としている魔法の1つです。


この”浄化”をする前には

充てるエネルギーを見分ける必要があります。

”エネルギー鑑定の能力”と言いまして

こちらもハイエルフ・エルフが持っている

特有の能力となっています。


最初に”エネルギー鑑定”で

大自然のエネルギーを当てるバランスを鑑定して、

それから”浄化”ができる者に送られてきます。


魔石をきれいに浄化した後は、

リユースされ

魔石のエネルギーを補充する

それぞれのエネルギースポットに送られます。


なので、ネイザンでは見事な

循環型システムが自然と構築されているのです。


そのサイクルの中での仕事は決してなくならないので

ハイエルフ・エルフは食いっぱぐれることがありません。


ただ、魔石の”鑑定”も”浄化”も

一個一個やらなきゃいけないのが

大変なんです。


めんどくさいんですよ。


私の息子は、

長男が”エネルギー鑑定”で

次男が”浄化”です。


それぞれ50年近い修行をしてから

独り立ちをします。


中にはそれぞれの能力を使いこなし

極めたいと言う物好きもおり

そういった者は

極める道に進みます。


これ1本でも生きていけるけど、

大抵みんな自分に与えられる仕事が

こなせるようになると、

刺激が欲しくて2本目の仕事を選びます。


慣れたら、単純作業ですから

刺激が本当に欲しくなります。

修行中、単純すぎて師匠の前で

何度か居眠りして

良く魔法で耳の近くで爆音鳴らされました。


一気に目が覚めるけど

一気に殺意が湧きましたね。

師匠に。


今はテレフォン占いの合間にホイホイやってます。

暇つぶし感覚ですね。

修行の段階で1日で出来る”浄化”量を

見極められて、

住んでいる地域で出た魔石が

定期的に送られてきます。


量も馬鹿になりません。

毎回運ばれてくるマジックボックスの量をみて

ため息が出ます。


前に期限内に楽々に終わらせて送り返したら、

なぜか前回の量よりも

かなり量を増やされて

次回の分が届いたので、

私は期限ギリギリに終わらせるようにしています。


増やされることがあっても、

減らされることがないのですから。

これ以上増やしたくありません。


仕事は余裕を持ってやりたいですよね。


さて、今日もテレフォン占いをやりますかね。



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