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メリーゼは天然?

「夢か……、しかし、やけにリアルな夢だったな」


 気がついたら既に太陽は昇っていた。


 俺はのっそりとベッドから起き上がりフワァ〜とあくびをした。


(メリーゼが神の愛し子か……、でも納得はできるな)


 俺はメリーゼと会ってから不思議な事を感じていた。


 追放されてから1年が経過していた筈なのに、衰弱していないし健康そのものだ。


 公爵令嬢と言ったらこんな何も無い所では生きていける筈がない。


(やっぱり愛し子としての加護があるのか……)


 俺は1人納得して外に出た。


「ジード様、おはようございます」


「おはようメリーゼ、ていうかその籠いっぱいの山草はなんだ?」


「あぁ、これですか。 毎朝必ず近くの森に入って採りに行っているんです」


「え、あの森に?」


 確かに近くに森はあるがあそこは危険な野獣がいる筈なんだが……。


「メリーゼ、森に入った時、野獣とかに襲われ無かったか?」


「野獣、ですか? あ、そういえば傷ついた犬みたいな動物を保護して治した事はありますよ」


「え? 保護?」


「いつの間にかいなくなっていましたけど……、元気にしてるといいんですが」


 ……メリーゼってもしかして天然か? 

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