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1話 ーはじまりー
1話
「お前なんていらないよ。ハルカは__、聖騎士なんだからね。」
突如母に告げられた言葉。
「お前の役職なんてどうせ一般人でしょう?」
役職、それはいわば天命。
15になると誰もが受ける儀式、神のおさずけ。
このとき、自分の将来を全て決められる。
未来の職業、ステータス、スキル、技、、、
昔も今もこんなことで将来を決められることに不満を感じていたけれどこの儀式は本物だ。
神により与えられる職業と技、スキル
聖騎士なんかは高位の職業だから喜ばれるのは当たり前。
一般人は多くの人がなる役職。
50%くらいの人が一般人。
工業人、商人なんて言う言う技術職が30%くらい。
王宮に使える聖職、聖騎士みたいな___が10%。
回復職が8%。
ごくまれに出る変異職が1.999……%。
そして数世紀に一人現れるのが「チート職」。
そして私こそがそのチート職の持ち主。
悠真 凜華。
私の家はちょっと特殊だ。
結構な名家だが妹である私は何かと姉と比べられてきた。