登場人物紹介
【登場人物紹介】
随時更新。カッコ内は、今までの在籍クラス
○緑岡女学園 3年3組
・中村 幸 (1年3組→2年3組)
本作の主人公。出席番号22番。帰宅部。誰かのために行動できる、友達想いで優しい性格。しっかりしていて機転も利く。行動力があり芯は強いが、人の気持ちを考えすぎてしまい中々行動に移せない。
過去の出来事から友達関係に慎重になり、浅く広く関わることを心がけ、深入りをしない会話なら誰とでも話せる。感情を押し殺すようになってしまったが、自分のことより人のことで泣くような、情に厚くて涙脆い一面もある。
・野田 誠奈 (1年5組→2年3組)
24番。手芸部副部長。幸とは中2からのクラスメイト。少々天然だが、穏やかな性格。協調性が高く、その場に溶け込むのが得意。たまにする深い発言は核心をついている。
友達関係に悩む幸に手を差し伸べて、その時々の決断を見守り背中を押す。頑張りすぎるところのある幸のことを心配していて、友達のために奮闘する幸のことは自分が支え、守ろうと決めている頼もしい存在。
・西野 希歩 (1年3組→2年4組)
23番。映画研究部部長。幸とは中1でも同じクラス。内気な性格で、人と話すのが苦手。相手のために何かをしたい気持ちは強く、冷静で観察力があり、些細な変化にも気づく。
幸の過去に何があったかは知っており、中2の1年間を経て変化した幸の様子を見て、安堵していた。過去のことを詮索する素振りも、周囲に言いふらすこともせず、幸が自分の過去と向き合うための一助を担う。
・中村 愛架 (1年2組→2年1組)
本作の準主人公。21番。帰宅部。繊細だが真っ直ぐな性格で、かなりの努力家。幸の芯の強さや、自分を気にかけてくれる優しさに憧れていて、面倒見のいい幸のことを慕い、頼りにしている。
幸の過去を知るにつれて、自分も幸を守りたいという気持ちが芽生えて強くなっていき、互いに支え合う中で、唯一無二の存在となっていく。とにかく幸のことが大好きで、過去に「嫌い」と言われ続けた幸の心の傷を癒していく。
・佐倉 真央 (1年1組→2年3組)
幸、誠奈とは中2からのクラスメイト。バレーボール部キャプテン。クラスの中心にいるタイプで、幸とは正反対に見えて意外と波長が合う。
・早川 うらら (1年2組→2年1組)
愛架とは中学3年間ずっと同じクラス。頭の回転が速く、クラスでも部活でも頼りにされている。愛称は“ララ”。合唱部部長。
・青山
3年3組の担任。英語科。声が大きい熱血教師で、生徒たちと真摯に向き合う。「友達はつくらなくてもいい」など、教師らしからぬ発言が幸の価値観を変えていく。
○3年1組
・佐竹 瑠衣 (1年3組→2年1組)
幸にとって、入学してから初めてできた友達だった。“あの4人”の1人。幸が自分の友達関係を築いていく中で、関係がこじれていく。幸の本心には、まるで気づいていない。
・林 梨沙 (1年3組→2年5組)
中1の頃に、幸と同じクラスで仲良くしていた。“あの4人”の1人。幸が友達関係に慎重になるきっかけとなった一言を、平然と言い放った張本人。
・若井 香穂 (1年3組→2年5組)
中1の頃に、幸と同じクラスで仲良くしていた。“あの4人”の1人。周りに流されやすく、瑠衣や梨沙の言うことに合わせている。