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この胸の高鳴りは

「今まで素っ気ない態度を取り続け、申し訳ありませんでした。これからは私もロディアーナ家の一員として、義父や義母、そして義妹……ルナディールと接していこうと思っています」


 俺は、ルナディールに庇ってもらったお茶会から戻った後の夕飯時に姿を見せ、そう宣言した。

 家族全員の前に姿を現したのは、十一年前の顔合わせの時以来だろうか。

 十一年。その時間はあまりにも長く、受け入れて貰えないのではないか、今まで散々素っ気なかったくせに今更なんだと飽きられるのではないか、と情けなくも不安に思った。

 しかしそんな俺の考えは杞憂だったようで、義父も義母もありがとうと言い優しく笑ってくれた。ルナディールもにこにこと笑ってくれ、こんな俺を見捨てずに受け入れてくれることが嬉しかった。

 俺は、こんなにも優しく温かい家族に長年冷たく接してしまっていたのだ。なんて愚かなことをしていたのだろうと、できることなら十一年前に戻りやり直したいと強く思った。

 しかし、そんなことはできるはずもない。だから俺はこれから、自分のできる範囲で少しでもこの家族に報いたいと決意した。


 翌日、朝食の時間に席を訪れると、先に来ていた義父と義母が「おはよう、アリステラ」と笑って挨拶してくれた。俺も挨拶を返すと、二人は目を潤ませて感動していた。

 この姿を見ると、俺はなんて酷いやつだったのかと自分を呪いたくなる。


 席に着き、仕事の話などをしていると、

「すみません、遅くなりました」

 とルナディールがやってきた。そして、俺の顔を見ると一瞬動きを止め、ハッとしたように何か呟き、

「おはようございます、お父さま、お母さま、お義兄さま」

 とにこやかに挨拶をした。

 俺も挨拶を返すと、ルナディールは嬉しそうに笑った。作り笑いなどではなく、心の底から本当に嬉しそうに笑っているので、こちらの心まで温かくなる。


 朝食を終え、家族との些細な交流が終わる。

 俺は元々あまり話すのが得意ではないため、仲良くしようと思ってもどうすれば良いのか全く分からないのだ。何を話せば良いのかも分からない。

 人との会話は基本適当な相槌を打って流していたので、始め方も終わり方も分からないのだ。これから俺は、自分から話を振るという技術も身に付けなければいけない。人と話すというのは労力のいる事だな。


 それから数日。俺はなるべく家族と交流を持つよう心がけていた。そのお陰か、義父と義母とはそれなりに話せるようになってきた。仕事の話や魔法の話、社交の話など話題は割とたくさんあったからだ。

 それに、俺は次期宰相である。宰相になるために必要なことなども聞いたりした。


 しかし、ルナディールとはまだ全然話せていない。頑張って話そうとはするが、義父や義母と違って話題が全然ないのだ。この俺に歳の近い友人はいるはずもなく、何を話せば良いのか見当もつかない。何の話を振れば良いのだろう。

 そうまごまごしているうちにルナディールはさっさと部屋に戻ってしまうし、心なしか最近とても疲れているようにも見える。

 でも、一度交流を持つと決めた以上何もできないのは不甲斐ない。俺は夕食を終えると、自室に戻ろうとしているルナディールに頑張って声をかけた。

「ルナディール!」

「はい?」

 ルナディールはくるりと振り返りこてんと首を傾げた。その流れるような動作に、少しだけ言葉が詰まる。振り返った拍子に、くせのある金色の髪が揺れ、私を見上げる青色の瞳がまるで宝石のように美しかった。

「お義兄さま?」 

 急に緊張してきて、言葉が上手く出てこなくなる。俺は何を話そうとしていたんだ?何か話さなければ……。

 そう思えば思うほど頭が真っ白になっていき、時間がどんどん進んでいく。ルナディールは怪訝そうな顔をして、俺をじっと見つめている。その視線に耐えられず、つい目を逸らしてしまった。そしてすぐに後悔した。

 声をかけておいて目を逸らすとか、俺は何をやっているのだ。これじゃ相手に不快な思いをさせてしまうだけだ。不快にさせたいわけじゃない。違うんだ。

 そう思って慌てて視線を戻すと、ルナディールはとても悲しそうな顔をしていた。やってしまった。どうすれば良いのだろう。

 そして目が合うと、ルナディールの顔がサアッと青ざめていく。

 何故だ、何故青ざめる?怖がらせてしまったのだろうか。前に、俺は無表情だから感情が良く分からないとか、常に怒っているとか不機嫌だとか言われたことがある。表情が乏しいことは分かってはいる。だが、感情を表に出すことなど遥か昔に捨ててしまったのでできないだけだ。

 とりあえず何か話題、話題を……。そこで咄嗟に口から飛び出た言葉は、

「る、ルナディールは甘いものが好きなのか?」

 というものだった。なんだこのどうでもいい質問は。目の前のルナディールも首を傾げている。

 あまりのコミュニケーション能力の低さに愕然としていると、

「はい、甘いものは好きですわ。デザートやお菓子を食べると幸せな気持ちになりますもの。お義兄さまは甘いものお好きですか?」

 と、にっこりと笑って答えてくれた。

 こんな俺ともまだ会話を続けてくれようとして質問をしてくれるなんて、なんて優しいのだろう。お茶会の時も見事に人を捌いていたし、ルナディールは人と話すのが得意なのかもしれない。

「俺はそこまで積極的に甘いものを取らないが、嫌いというわけではない」

 だが、ルナディールの心遣いも虚しく、俺のこの返事で会話は終わってしまった。これでは「そうですか」で終わってしまう。もっと良い答え方があったのではないか?そう考えてももう言ってしまったものはしょうがない。

 俺はため息をつきそうになりながらも、これ以上時間を取るわけにはいかないと、その場を去ろうとした。しかし、何か考えていたらしいルナディールがパァッと顔を輝かせ、

「それではお義兄さま、今度お義兄さまのお時間がある時にお茶会をしませんか?わたくしの好きなお菓子をご馳走いたしますわ。もちろんお義兄さまからのリクエストがあれば、それもメニューに加えていただきます。いかがでしょう?」

 と提案してきた。あの俺の返答からお茶会の誘いを貰うとは思わなかったのでとても驚いた。そしてルナディールが口下手な俺のためにわざわざ考えてくれたらしいその提案を、俺が断るわけもなく。

「では四日後の午後はどうだ?」

「大丈夫ですわ」

「じゃあその日に」

「はい!それでは四日後の午後、わたくしがお義兄さまの部屋に迎えに行きますね。素敵なお茶会となるよう、張り切って準備いたしますわ」

 そう約束をしてその場を後にした。ルナディールとお茶会をするなんて予定にはなかったが、嬉しい誤算である。その日にはもう少しマシな受け答えができるよう勉強しなければなるまい。

 私は自然と顔が緩んでいくのが分かり、ここはまだ自室ではないと気を引き締め直した。どうもルナディールの前では表情が緩んでしまう。彼女にはそういう能力でもあるのだろうか。


 その翌日。朝食の話題はルナディールの婚約の話だった。

「そういえばルナディール、婚約者の件だが、要らないというのは本当なのかい?」

 いきなり尋ねた義父の言葉に、この場の空気にピリッと緊張感が漂った。

 しかしこの空気感にも物怖じせず、ルナディールは優雅に首を傾げ、

「はい、本当ですわ」

 と言ってにっこりと微笑んだ。きっぱりと断言したことで緊張感がより一層高まった。

 お茶会の時は、売り言葉に買い言葉でつい口走ってしまったのかと思ったが、どうやら本気で婚約者は要らなかったらしい。この発言には驚いたが、何故かほっとした。宰相候補を脅かされる存在が現れないことに対する安心だろうか?


「わたくしが結婚しなくても困ることはないでしょう?宰相の跡継ぎにはお義兄さまがいらっしゃるので、わたくしが婿を取る必要はありません。どこかの家に嫁ぐとしても、それはわたくしが恋に落ちないと結婚できないではないですか。政略結婚は嫌なのです。これはお父さまとお母さまもよく言っていたではありませんか」

 そこでコクッと紅茶を飲み、義父と義母の目をしっかり見つめる。

「それにわたくし、やりたい事ができましたの」

「やりたい事?」

 やりたい事とはなんだろうか。結婚をしたくないと言うほどルナディールを魅了するものに興味が湧いた。

 黙って聞いていると、彼女はギュッと拳を握って、

「わたくし、もっと魔法の勉強をしたいのです。そのために魔法研究所へ行きたいと考えています」

 と宣言した。

「魔法研究所ですって!?」

 義母は目を見開き、首をゆるゆると振った。義父も驚いている。もちろん俺も驚いた。魔法研究所なんて毎日徹夜で魔法について研究しているようなところだ。そこら辺の令嬢がほいほいと入れる場所ではないし、体力だって持たないだろう。

 それに魔法研究所では、頭が痛くなるような無茶振り依頼がよく舞い込むと聞いた。残業をすることも通常運転。そんな過酷な現場に自ら身を投じるなんてルナディールは何を考えているのだろうか。

「ルナディール、あなた魔法研究所がどういう場所か知っているの?あそこはとても頭が良くないと入れない場所だし、そもそも魔法の才能がないと厳しいのよ?あなた、今まで勉学はそっちのけで逃げ出してばかりいたじゃない。そんな人が入れるような生優しいところじゃありません」

 家族内で唯一の魔法研究所の一員だったことのある義母はすぐに却下した。


 義母は頭も良く聖女と称えられるほどの実力もあるので、魔法研究所では重宝されたと言っていた。それに国王の補佐がメインなので、身体が限界を迎えるまでこき使われることはなかったそうだ。先日話した時に聞いた。

 しかし、ルナディールはそうではない。国王の補佐をしているわけでもないし、学力も魔力もずば抜けて高いとは聞いたことがない。噂の真偽を確かめるべく義父と義母に聞いたところ、

「人には向き不向きがあるからね」

「宰相の娘という肩書きには見劣りする成績ではあるわね」

 と言っていた。そんなルナディールが魔法研究所に入っても、こき使われて限界を迎えるのが目に見えている。


 険悪な雰囲気になったにも関わらず、ルナディールはうふふと不敵に笑った。何を考えているのだろう?と思っていると、

「お父さま、お母さま。もし全属性の魔法を使える人が魔法研究所に入りたいと言ったら、研究所の人たちはその人を門前払いすると思いますか?」

「全属性?……そんな人がいたら是非とも魔法研究所へ、と勧誘するでしょうね。そんな人は喉から手が出るほど欲しいでしょうから」

「ええ、わたくし、全属性の魔法を使えますの」

 そんな会話が目の前で行われた。

 今ルナディールは何と言った?全属性の魔法を使える?そんなことがあり得るのだろうか?全属性の魔法を使える人なんて、そうそういるもんじゃない。だから義母は聖女と大魔導士と称えられているのだ。

「全属性って……でもルナディール、あなた今まで水魔法しか使っていなかったじゃない。そんなこと一度も……」

 義母が信じられない様子で呟く。当たり前だ。だってそれが本当なら、ルナディールはこの国で二人目の全属性の魔法を使える人となるのだから。

「だがそれほどの魔法を使うなら身体の負担は物凄いのではないかい?身体は大丈夫?」

 義父は娘の心配を口にした。この場で一番に出てくるのが心配とは、本当に家族想いの良い義父である。

「ここ数日ちょっと過度な肉体改造をしたので全身筋肉痛ですが、わたくしは大丈夫ですわ。わたくし、魔法の素晴らしさに気付いたのです!世界で一番の大魔導士になることが今のわたくしの夢ですの。そのためにはもう努力を惜しまないつもりですわ!」

 それにあり得ない返事をし、更にこの場の空気を凍り付かせた。それぞれ凍り付いた原因は違うだろうが……。

 当の本人は拳をギュッと握ってキリッと勇ましい顔をしていた。もうどうすれば良いか分からない。既に無茶を始めているのならルナディールは止まらない気がする。ここはもう素直に応援した方が良いのだろうか。

 俺は気が遠くなりそうになるのを必死に堪え、みんなの出方を伺った。


 しばらくすると、

「ルナディール、今から庭に出て全属性の魔法が本当に使えるのか確認します。もし本当ならば、魔法研究所に行くことも視野に入れてみましょう」

 と義母が言って立ち上がった。義母がそう言うのならと、義父と俺もそれに続く。

「そうだね、私もルナディールが魔法を使うところを見てみたいな。まさか私の娘にそんな才能があったなんて驚きだよ」

「私も後学のために、全属性の魔法を使うところを見てみたいです」

 まだ、何が何だか分からないような顔をして座っているルナディールに向かって、

「ルナディール、あなたも座っていないで立ちなさい。庭に行くわよ」

 と義母が言うと、

「ちょっと待ってくださいませ!今すぐに食べますから」

 という呑気な答えが返ってきて、俺たちはしばらく顔を見合わせた。この緊張感に物怖じしないのは凄い。俺はまたルナディールに感心した。


「お待たせしました」

 しばらくしてからルナディールが庭へやってきた。全身筋肉痛だと言っていたので動くのも億劫そうだ。

「それで、わたくしは何をすれば良いのでしょうか?」

「何って魔法を使うに決まっているでしょう?さあ、やってご覧なさい」

 おそらくどんな感じで魔法を使えば良いのか聞こうとしたのだろうが、義母には伝わらなかったみたいだ。少し困った顔をしたルナディールに、義母は

「何ぼーっとしているの、ルナディール!あなたと違ってみんな時間が無いのだから早くしなさい!」

 とキツめの声で言い、「はいっ」と勢いよく返事をしてルナディールは目を閉じた。

 おそらく複数の魔法を同時に使おうとしているのだろう。俺は水、土、火、風の四属性しか使えないが、コントロールできるようになるまで相当時間がかかった。


 しばらく目を閉じていたルナディールは、パチッと目を開けた。どうやら準備が整ったみたいだ。

 しかし、もうそろそろかと注意してみても一向に魔法を使う気配がない。どうしたのだろうか?と思っていると、だんだんルナディールが焦り始めた。

 もしかして、まだ何の魔法を使うか思いついていないのだろうか。手のひらにずっと魔力を溜めているみたいだが、いつまでも維持させているのは結構労力がいる。

 こういう時俺はどうすれば良いのだろう。何かできることがあるだろうか?急に話しかけても、驚いて魔力の維持ができなくなってしまうだろう。

 だが、頑張っているルナディールを応援したい。


 そう考え思いついたのが、口パクだった。口パクで伝わるとは思えなかったが、声が出せないのなら仕方がないだろう。

 俺は「頑張れ」と声に出さず応援した。するとそれが伝わったのか、ルナディールはふんわりと笑って頷いた。その不意打ちの笑顔に俺の心臓がドキッと高鳴り、気がつくと無意識に俺も微笑み返していた。

 それに気付いて急いで表情を引き締めたが、ルナディールにはばっちり見られたみたいだ。目を見開いて固まってしまった。

 固まってしまうほど俺は変な顔をしてしまったのだろうか。分からなかったが、ルナディールの反応を見るに、相当気持ち悪い顔をしていたのだろう。嫌われたかもしれない、やってしまった。


 すると突然、ルナディールの手のひらから大量の花が飛び出してきた。五色に彩られた数々の花が空中を舞い、それらを風が受け止め運んでいく。

 一体どこへ向かうのだろうと思っていると、なんと俺の頭上で止まり、ぱらぱらとたくさんの花が降ってきた。目の前でゆっくりと花が落ち、消えていく様子はとても美しく儚かった。


 しばらく呆然としていると、ルナディールとまた目が合ってしまった。そこで、とても美しい魔法だったと言おうとして、ついさっき顔が緩んで気持ち悪がられたかもしれないことを思い出した。

 気持ち悪いと思った相手に綺麗だの美しいだの言われて喜ぶ人がいるだろうか。

 そう考えるとだんだん悲しくなってきて、ついルナディールから目を逸らしてしまった。前回話しかけた時もそうだが、俺は目を逸らしてばかりな気がする。これじゃあ嫌われて当然だろう。情けない。


 一人落ち込んでいたら、何故かルナディールが慌てた様子で俺の前までやってきて、

「お義兄さま、もしかして花がお嫌いでしたか?もしそうなのでしたら申し訳ありませんでした!」

 と言って勢いよく頭を下げた。

「でもわたくし、お義兄さまに嫌がらせをしようなどとは少しも思っていないのです!なのでどうか嫌いにならないでくださいまし!」

 嫌がらせ?嫌いにならないで?

 俺は意味が分からなくて困惑した。さっきの魔法はとても綺麗だったし、とても嫌がらせと言えるようなものではなかった。

 ルナディールの考えていることが良く分からなかったが、勘違いされているのは間違いなかったので、俺は訂正する。

「……俺は別に嫌ってはいないが」

「……はい?」

 しかし聞き返されてしまった。言葉が足りなかったのだろうか。人に伝えるというのは大変だ。

「……俺は別にルナディールのことを嫌ってはいない。……その、勘違いさせてしまったのなら謝る。すまなかった」

 そこで俺はさっきよりも詳しく説明して謝罪した。どうして勘違いされたのか分からなかったが、おそらく原因は俺だろうと思ったからだ。昔からあらぬ誤解を生むことは良くあった。

 すると今度はちゃんと伝わったのか、

「嫌われていないのでしたら良かったです」

 と笑って返してくれた。その笑顔に心臓がドクンと跳ねる。


 最近ルナディールと話していると、たまに俺の鼓動が早くなったり心臓がドクンと高鳴ったりする。

 何故なのか。何かの病気なのだろうか。もし何かの病気だとしたら早く医者に相談した方が良いだろう。俺は次期宰相なのだから、身体の不調はすぐに治さなければいけない。

 そんなことを考えていると、義母が、

「ルナディール、あなたは本当に魔法研究所に入りたいのよね?自分の意思で、入りたいと思っているのよね?」

 とルナディールに聞いていた。

「え?あ、はい、そうですが」

「そう……分かったわ」

 返事を聞くと義母は何か考え込みながら立ち去っていき、義父も、

「ルナディール、素晴らしい魔法を見せてくれてありがとう。その才能は磨き続けると良い」

 と言って去っていった。俺もまだ心臓がバクバク言っているので、自室に戻ることにした。

「それでは私は部屋に戻る」

 なるべく早くこれがなんの病気なのか突き止め、治さなければならない。とりあえず三日後に控えているお茶会を無事に終えられるよう、体調を整えておかなくては。

 ……ルナディールとのお茶会は、良いものにしたいからな。

口下手な義兄は尊いです(*〃pωq)次回は久しぶりにレティーナが出てきます。義兄とのお茶会もあります。

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