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出撃の準備 黒猫アラシャとアジェンダ王
「アラシャ、アシャはどうしたのだ?」甲冑をまとったアジェンダ王が問いかける。
「すいません…事情があって遅れて来ます 軍隊は僕が運びます
アジェンダ王様」黒猫のアラシャが答えた。
「今回は特別に僕らも戦いに参加します
アリシア姫にサリューン様が大変な状況ですから…白の王都を目指しますか?」
「ああ…出来るなら白の王都まで軍を運んでくれたら助かるが…」
深紅の瞳をしたアジェンダ王がアラシャを見つめる。
稀なる宝石のような赤い瞳に映る黒猫耳をしたアラシャ
「アシャおば様とお目付け役が国境の戦いに追い付いたら
多分、お目付け役から許可を頂けます」
「お目付け役とは何者だ?黒猫のアラシャ」
「サリューン様を心配して黄泉から戻った幽体
双子の兄」アラシャが答える
「それは本当か?もう一人、片眼の火竜王がいたのか?」
「ふふ…どうでしょうね?」アラシャが笑う
まあ・・そういう事にしておこう アーシュ様も動きやすいだろうから
アーシュ様やアシャ叔母様に説明しておかないと




