アジェンダ王は‥?
「つう…離さぬか!リュース公ヴェントレ、ゲルド」
ベットから起き上がろうとして止められるアジェンダ王
「いけませんアジェ様 御身体に触ります数日間、意識不明だったですよ」
「二人が私の目の前で拉致されたのだぞ!」
「奴等が二人に何をするか…私の妹シルフニアのような酷い目に合わせる訳にはいかない!」
そこに現れたのは黒猫
「アジェンダ王様」「黒猫のアラシャか…」
「まだ行方は分からないのか もう国境を越えたのでは?」
「はい、強力な魔法で身を隠してます 僕らでも関知出来ませんでした
間違いなく国境は越えてますね アジェンダ王さま」
「国境には白の防護魔法があります」「常時、百人以上の魔法使い 幾つもの強力な魔石も…」
「突破出来ないのか?あるいは国境付近までどれくらいの兵士を運べる?」アジェンダが問いかける
「国境付近まで兵士を運んでどうされますか?」
「防護魔法を行っている魔法使いどもを皆殺しにして魔石を破壊する
そのまま攻め込む」にいいと不気味な笑み
「ちょっと待っててください」
フッと姿を消して
数分後、黒猫のアラシャと黒猫のアシヤが姿を現す
「一万以上の兵士に飛び竜は三百です」
その言葉に黙っているが驚愕の表情をするゲルドにヴェントレ
「ただ、運ぶにあたりお願いが有ります
ヴァインズ家に伝わる魔石の力で運んだという建前の話にして下さい」
「魔石は力を使い果たし砕けたと…」
「僕らの名前などは公式の記録に残さないで下さい」「わかった」
「アジェンダ王様」 「アジェ様」
「ゲルド、ヴェントレ 止めても無駄だ」
「わかりました」 「ゲルド様!」側近であるゲルドの言葉にヴェントレが反応する
「アジェンダ王様にとって二人は大事な家族ですから止めても無駄でしょう」
「妹君であったシルフニア王女様の事、姫様の悲劇も有ります
ですから…止めるのは酷です」「兵士や飛び竜を集め準備致します」
「有難うゲルド」「いえ…」
そしてアリシア達は・・




