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魔法の剣と剣舞
今度は皆が闘技場の方を見るのだった。
「おや、ヴァインズ子爵が練習場に立ち両手を広げて…あ」
サリューンのそれぞれの手に 魔法の剣が両手に出現する。
ゆっくりと一人舞を始める漆黒の艶やかな長い髪が
舞いに広がり踊る。
ジャンプして回転したり手をつかずに
軽々と幾度も…
剣をかち合わせたり飛ばして受け止めたりする
「あれは…一番難しい一人舞です」「見事だ、それに身が軽い」
「ええ」 「素晴らしい素敵です」「美しいですな」
舞が終わるとその場にいた者達が拍手を送るのだった。
すると今度は子供たちが嬉しそうに感嘆して口々に誉めそやす
「凄い美しいです子爵様」「きれいだ」
そうして子供達が嬉しそうに笑う。
「有難う ふふ…」
にこやかに笑い子供達の頭を撫でるサリューン




