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神官長

ヴァインズ子爵サリューンも加わり 神殿奥へと向かう

「私もよろしかったのですか?」サリューン「ああ 構わない」アジェンダ



歳老いた神官長と数人が深々と礼をする

「お待ちしておりました 黒の王様 リュース公様 

未来の黒の王妃様」


「え?」アリシアは きょとんとしていた 「・・・」黙っているサリューン


「ささやかながら 神達が私に 少しだけ先の未来

先読みの魔法の力を与えてくれました 瞳が金色に変わる神官長


「もし王妃の運命でなければ 神殿長になれる運命です アリシア姫」


「ええ? どうゆう事でしょうか? 私は側室か何かに・・多分ですけど

それに 何故、神殿の神官とは?」


「・・貴方は王妃か次の神官長になる運命です」


「・・確かにアリシア姫は私の王妃にしたいと思っているが 神官長とは?」

アジェンダ


えええっ!私、側室で十分です! 心の中で叫んでしまうアリシア


「姫 貴方は自分の価値を分かってないですよ」

ニッと笑って小さな声で言うサリューン



「少しの間だけ お体をお借り受けします姫様」神官たちが呪文を詠唱する


ゆっくりと震え 姿が変わるアリシア 淡い金の髪 若草色と紫のオッドアイの姫

「リーヴニア姫!」「リーヴニア!」


「そう 私の肉体は滅び去りました 

でも こうして束の間 会いに来ました 私のアジェ それに兄さま」

優しく微笑むリーヴニア


「神殿を建て 神殿に名を刻み 祈りを捧げてくれて有難うアジェ ヴェントレ兄さま

感謝しています だから私の事で自分を責めないでアジェ・・」


「・・御礼を言いたかったの アラムも傍にいてくれます うふふ」

再び 元のアリシア姫の姿に変わる

ぐらりと倒れるアリシアをアジェンダが支え受け止める


「アリシア姫」気を失ったアリシアに呼びかけるアジェンダ


「大変失礼いたしました ご容赦くださいませ」

「アリシア姫様は 依代となれるもの それに先読みの力も持っておられます 

聖なる魔力」神官長

「それも 王族の方々の魂の依代となれる者など 千人に一人程です」


パチリ 目を覚ますアリシア 「あら、私?」


「・・大丈夫かな?」アジェンダが微笑みかける



「お茶とお菓子をご用意しております」神官長


「・・わかった 行こうか」アジェンダ


三人に遅れ 後をついてゆくサリューン

「黒の騎士様 貴方はこの時代の者ではない どなたですか?」

そっと 小声で神官長に問われるサリューン


「・・黒の騎士が歴史の中から消えた 彼がいなかればアリシア姫が殺される 

俺は彼女守る為に来た 偶然だが 彼の過去と俺の過去は似ている」


「・・わかっていると思うが 俺の瞳は 本物の火焔の赤 黒の王族の血」

サリューン


チラリと隠している瞳を見せるサリューン

ハッとする神官長

「両眼が赤い瞳! それは火焔の力を持つ王、王女だけに与えられる神の印!」


「わかりました もう一人の火焔の王様 誰にも秘密は洩らしません」神官長


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