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柱の道とアリシア

「アジェンダ王の御部屋に 庭園のお花を摘んで花瓶に入れて飾ろう うふふ」

楽しそうに笑みを浮かべるアリシア


柱の道に通りかかる 

「あら? どうしたのかしら 酷い有様

誰かが 魔法の暴発でもさせたのかしら?」


柱の幾つかは黒こげ 数本 ヒビに一部、崩壊してる

花や木々も燃えた後 


「前にも 似たような有様を見たわ どうしたのかしら?」


修理している者達がブツクサと話している

物陰から そっと彼等の話を聞くアリシア


「黒の王様 どうして、またこうして 周りを破壊されるのか」


「無意識での行為らしい」 「先代の火焔の王ナデア様も 先々代の王も酷かった」


「・・・丁度、年齢的に 発情期だろう」


「戦場だと その勢いに任せて 敵の国の街が幾つも 廃墟となった

そんな話を聞いた事がある」


「この豊かな国の最高権力者なら 

幾らでもお相手は見つかると思うがね」


「前に寝所に忍び込んだ どこぞの伯爵さまが手配した

高級娼婦が お怒りを買い 危うく焼き殺される処だったそうだ」


「先々代の黄金の王はともかく 

前の火焔の王ナデア様もアジェンダ様も

えり好みが激しいらしいが・・」


「適当に相手を見繕えばいいのに」



真っ青になる アリシア


私 アジェンダ王様の側室とかになるのよね

私は 元は罪人の子供で 下働きの奴隷だったもの


・・・・あんな素敵なアジェンダ様なら 

ええっと まだ未経験だから ちょっと怖いけど


でも あの方に・・でも こんな激しい勢いなら

かなり怖いかも  この柱の道 崩壊の度合いが凄い


そういえば 以前 発情期の貴族の若者が 幾つも問題を起こしたって

聞いたわ 他にも聞いた 記憶がある


「あ、別の処で お花を摘もう」

震える声で独り言 そそくさと立ち去るアリシア


 

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