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見守る者達

それは楽しそうにお茶や茶菓子を楽しみながら 会話している

アリシアとアジェンダ王


「姫の描いた絵は素晴らしい 今度 私も描いてもられるかな?」

「はい、喜んで 褒めて頂いて光栄ですわ」



「私 王様達が参られるなら 私も家族や一族の為に

鎮護のロウソクに 祈りを 神殿に捧げたいと思います


それにアジェンダ王様の大事な方々の為に 祈りを捧げます」


「そうか ありがとうアリシア姫」口もとをほころばせる



そんな会話をしている二人を窓越しに 


高い木々の合間から眺めてる者達


「・・・多くは歴史の闇に消え 黒の王妃となるアリシア姫は

王家の血を引くが あまり豊かでない貴族の娘だとしか分からなかったが」


「多数の絵や絵本などは残している 俺達の直系の先祖だ」


「そうだな」 「幾つか既に歴史の事柄が変化している」


「・・・時の番人バステイル?」


猫耳で 片耳にはピアス 大きなアイラインを引いた少女が軽く微笑む


「百年後の自然災害が起こり 歴史の中で固定してました

他にも多数 問題は発生してます」ため息をつく


「何が問題だ?」金と赤のオッドアイの瞳の少年たち 髪は黒

双子のようによく似てる 一人は髪が長い


「・・雪花祭の舞踏会事件で アリシア姫を救い助ける 黒の騎士ヴァインズ子爵が消えました」


「え、彼がいなくては アリシア姫は誘拐され 殺されるぞ!」


「辺鄙な田舎に偶発的に生まれた 片眼の火焔の瞳


一時 なだれ込んだ反乱者たちの騒ぎに巻き込まれ 攫われ 悲惨な数年の過去

成長は 薬物のせいで止まり 少年の姿」


「・・・なんか 俺の過去と少し似てる

色んな意味で似てる 

最初の哀れな生涯に 狂気の神の呪いで 転生しては悲惨な生涯」

髪の長い方は口元を歪めてる


「皆さまには 歴史修正をお願いして 元通りは無理でも

少しでも 元の歴史に沿うように調整していただいておりますが・・はあ」

再び ため息をつく番人バステイル


「レグルスがいたら、『まあ何とかなるから あははは』って 

笑い飛ばすでしょうね」


「あの能天気なケンタウロスのレグルスなら そうだろう」


「いないなら、誰かが演じればいい それだけの事だ

幸い 俺は他の者達と違い 幽体とかでなく 生身で 同じ良く似た姿」

髪が長い方


「ええ!そんな」 バステイル


「ちょっと危険ですよ 

それに身体も丈夫じゃないし 知りませんよ」

黒猫耳、尻尾のついた少年がいつの間にか加わり 口をはさむ


「ふふ・・ねえバステイル」

髪の長い彼は それは艶ぽい笑顔を見せて顔を近づかせる


「あ・・・」真っ赤になるバステイル


「バステイル くすくすっ」すぐ傍 キスでも出来そうな距離


「い・・わ、わ、わかりました 

お願い!そんな艶笑みで 迫らないでくださいませ!」



「あの笑み 時々、凶器なんだよな 

俺は鬼瓦の目付きだから無理  

多少の造形の違いで これほどの違いが・・」髪が短い方 ちょっと笑ってる




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