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再び囚われる二人
アリシアが目を覚ますと
黄金色に瞳を輝かせ 黄金、幻視の力を働かせている
緊張した面持ちのサリューンがいた
「サリューン様」「アリシア姫様」
「アジェンダ王様達が来ます 黒猫のアラシャ達も…
国境の街に結界の塔に攻撃をかけてます」
「幸い、まだシューツオンは気がついていません」
「あ!まずい!!探知された 逃げますアリシア姫様!!」
だが、サリューンの肩に手がしっかりと掴まれる
「油断したな 黒の国の若き騎士サリューン」
シューツオンがにやりと笑う
すると他の者達がアリシア姫を捕まえ、劒を向けている
「あ…サリューン様」「アリシア姫を離せ シューツオン」
「お前の魔法のせいで この奴隷娘を手込めに出来ぬ
ならば、お前も一緒に獣達に食い千切らせる」
黒い憎しみ、憤怒の表情で白の宗主シューツオンが言う
「小娘アリシアは清い身体のままだ 満足か?」
「死体は首を取り残りの胴体と一緒に
晒しものにした後で黒の国境の街に投石機で投げ返してやる」
「まずは…お前の魔力封じの首輪が効かぬなら
喉を焼くしかないな サリューン」
そう言うなり
サリューンの喉を握り、呪文をかける




