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白の王宮 望まぬ閨の中
「あの憎いアジェンダと同じ赤い宝石の瞳だな」
「お前に飽きて殺す時にはその目を抉り出し
眼球を氷の塊に入れこの白の王宮に飾ろう ふ…ふふ、はは」
敵の宗主シューツオンの言葉に プィと横を向くサリューン
そんなサリューンの首輪の鎖を引っ張り顔を向けさせる
「泣きながら睨んだ顔も悪くない 暴れず悪態をつく事もなく黙って抱かれているのは
あの奴隷の小娘アリシアの為か…くく」
「お前は時間稼ぎをすれば
アジェンダが助けに来ると思うのか?ははっ」
無理やり、くちづけをされる
その時だった
「シューツオン様 ご命令通り連れて参りました」「ああ…中に通せ」
サリューンの首筋を舐め足に手をやる
足の上の方には紋様の入った足輪
「この足輪の下の刺青は売春宿だな
何の呪いだ?まあ言う気はないようだが…」




