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佐渡ヶ島から始まる戦国乱世  作者: たらい舟
幕間「六」
118/249

第百十八話 ~人物紹介 ※第八章終了時点~

第九章の開始、間に合いませんでしあ(*´Д`*)申し訳ありません

人物紹介、思った以上に苦労しました。


新章、鋭意執筆中です。

ちょい時間かかってます。

【人物紹介】

<天文十年(1541年)一月>


「佐渡軍」


<武将>


従四位下(じゅしいげ)羽茂本間左近衛(さこんえの)中将(ちゅうじょう)照詮 十二歳

 本作の主人公。現代からの転生者。

 佐渡国、越後国蒲原郡西部、出羽国、陸奥国、蝦夷の地を治める「佐渡軍」の盟主。

「轟襲滅進」の旗を立て、世の不条理を破壊するため覇道を突き進む。

 故長尾為景の娘「綾」、アイヌの酋長の娘「ノンノ」を側室として娶っている。


・本間環塵 または岩倉宮尊忠 四十七歳

 主人公、本間照詮の母の弟。真言宗の住職。

 佐渡に流された順徳天皇の血筋を引き、宮中や帝とも縁のある人物。

 小島妙恵との間に娘「杏」をもうけた。

 羽茂本間家筆頭家老。酒とサボテン栽培が趣味。


・従五位下小島佐渡守弥太郎 二十歳

 主人公の親衛隊筆頭。

 小柄で蟾蜍と揶揄される外見だが、剛力無双の勇者。加地春綱との一騎打ちでは大立ち振る舞いを見せた。目下、上泉信綱の元で修行中。

 朝廷への参内の際に従五位下と佐渡守を賜った。


・宇佐美出羽守定満 五十三歳

 主人公に「三顧の礼」をもって迎え入れられた、焙烙頭巾を愛用している武将。

 「天下三分の計」と「黒小灰蝶」に例えて力を蓄えることを提案した軍師的存在。

 出羽国の全体を統括している。

 羽茂本間四天王筆頭。


・山本勘助 四十歳

 卓越した軍才を買われ砲術部隊隊長を務めた後、南部家の治めていた陸奥国北部を任されている。城の改築にも才能を発揮し、新潟城、長谷堂城を堅固な城へ作り変えた。

 羽茂本間四天王の一人。


・長野業正 五十歳

 「上州の黄斑」の異名が東国全土に轟く武将。山内上杉氏を離れた所を主人公に口説かれ配下となった。佐渡国内の兵を統括している。

 羽茂本間四天王の一人。


・上泉信綱 三十三歳

 「剣聖」と名高い希代の剣豪。武芸百般に通じ、主人公の護衛を任されることも多い。佐渡国羽茂の町で道場を開き、門弟を増やしつつ佐渡軍の武術師範を務めている。

 羽茂本間四天王の一人に数えられているが、当人は武術の道を究めたいと考えている。


・椎名則秋 四十二歳

 越中国神保家家臣、椎名康胤一門。堅実な性格と確かな力量を買われ、蘆名家が治めていた陸奥国南部の三郡を任されている。「忠義一徹の巨漢」と呼ばれる。水越宗勝、辻藤左衛門信俊と共に治政を進めている。紫鹿といい仲だとか。


・久保田仲馬 三十五歳

 主人公と同じ千手村出身の元農民。実質正室のレンの父親。

 主人公の良き理解者。温厚な性格で「仏の仲馬」と呼ばれることもある。北の抑えの大館(松前)と宇須岸舘(函館)の二つを拠点として、アイヌ人との融和政策に励む。


真田幸綱(さなだゆきつな)

 元信濃国人衆。一族と共に佐渡へ来た。西三川城城主。攻め弾正と史実では呼ばれた。


保科正俊(ほしなまさとし)

 元信濃国人衆。羽茂本間槍隊隊長。槍弾正と史実では呼ばれた。


長谷川(はせがわ)海太郎(うみたろう)、 四十二歳

・新発田収蔵 三十六歳

辻藤(つじどう)左衛門信俊(さえもんのぶとし) 四十八歳

 内政を司る三奉行。


捧正義(ささげまさよし)、水越宗勝、赤塚直宗(あかつかなおむね)、本庄秀綱

 副将的存在の武将達。


・長谷川海之進 二十歳

 長谷川海太郎の嫡男。ポルトガルのリスボンまで航行し、帰ってきた。「西方見聞録」の著者。ポルトガル語やスペイン語を使いこなしている。


・イゴール 五十九歳

 イタリア出身。ナーシャ達の帰郷に付き添うことも考えたが、主人公の必死の説得に耳を傾け、佐渡国の造船・鋳造総括顧問に就任した。佐渡軍の潤沢な資金と主人公のアイディアを元に重キャラック、さらにガレオン、その先の船の建造に意欲を燃やしている。


・ヴォルフハルト 二十九歳

 ポルトガル出身。小木の町で主席外交官を務める。


・ヤルノ 三十六歳

 ネーデルランド出身。元ネーデルランド軍人。主人公に請われ、火器の製造、火薬の調合、火器の運用の総責任者となっている。現在は千手村で新たな鉄砲・大砲を試作中。


・藤丸 十四歳

 主人公の小姓。後の斎藤朝信。


<女性>


・レン 十一歳

 主人公の実質正室。久保田仲馬の一人娘。佐渡弁。抜群の運動神経がある。武芸の腕も相当上がってきている。怒ると非常に怖い。


・綾 十四歳

 故長尾為景の娘。側室として主人公の傍に寄りそう。兄晴景と主人公が戦う日が来るのは避けられないことと考えていた。


・ノンノ 十一歳?

 内浦アイヌの酋長ヘナウケの娘。和人とアイヌ人の混血児。主人公のことを「ニㇱパ」と呼ぶ。彫りが深く明褐色の肌。腕には刺青がある。


・小島妙恵

 小島弥太郎の母。本間環塵と結ばれ、杏を産んだ。女性陣のまとめ役。主人公の母代わりとなっている。



<忍び>

・白狼 四十?歳?

 軒猿縁の伝説の忍者。相変わらず特徴のないのが特徴。老いは全く感じられない。

 忍びの取りまとめ役。


・黒蜘蛛 六十?歳? 青蜘蛛 三十?歳?

 商家「空海屋」を取り仕切る。


・紫鹿 三十?歳? 

 最近、椎名則秋が気になっている。


・赤燕 六十?歳?

 医術や変装術に長ける。実は先代越後屋の主といい仲だった。



「佐渡軍に臣従・協力する人物」


従五位下(じゅごいげ)武田左京大夫(さきょうのだいぶ)晴信

 甲斐国国主。信濃国南部諏訪郡佐久郡を制圧。甘利虎泰・板垣信方の「両職」に加え、飯富虎昌(おぶとらまさ)馬場信春(ばばのぶはる)横田高松(よこたたかとし)小畠虎盛(おばたとらもり)など配下を従え、他国への侵略を着々と進めている。主人公とは密約を結んでいる。


・伊達晴宗 二十二歳

 佐渡軍に臣従。陸奥国中南部を許され、伊達家安寧の道を探る。正室の久保姫を心の底から愛している。


寒河江広種(さがえひろしげ)砂越氏維(さごしうじふさ)清水義高(しみずよしたか)

 出羽国の国人領主。


斯波経詮(しばつねあき)稗貫輝時(ひえぬきてるとき)、留守景宗

 陸奥国の国人領主。


・二階堂照行(てるゆき)、田村隆顕(たかあき)、最上義守(よしもり)

 出羽国、陸奥国の国人領主だった。国替えを命じられ、佐渡国の国仲平野で監視の元、開墾に従事している。


色部勝長(いろべかつなが)黒川清実(くろかわきよざね)竹俣昌綱(たけのまたまさつな)加地春綱(かじはるつな)新発田綱貞(しばたつなさだ)

 揚北衆の領主達。譜代扱いとなり、各地に領地を持つ。



<商家、その他>


・蔵田五郎佐 六十三歳

 直江津の港の顔役。「越後屋」を取り仕切る。大きなオデコと滝汗、大声がトレードマーク。何かと主人公に肩入れしている。信用第一の性格。


・サチ 十二歳

 蔵田五郎佐の孫娘。雪のように白い肌に美貌、品の良さ、嫋やかな性格が相まって「直江津一の華」と呼ばれつつある。主人公から贈られた珊瑚の花飾りをとても大切にしている。


・鯨の新人(あらひと) 三十?歳?

 柏崎水軍の頭領だったが、本拠地である鯨波砦を破壊され途方に暮れている。派手な銭を象った着物を身に付け、自称「船の上なら日之本一」の腕前を誇る。操船技術も極めて高く、度々明へ出向いて商売をしている。


・田中与四郎 十九歳

 後の千利休。それと知らない主人公に、茶の湯師範としてヘッドハントされた。


武野紹鴎(たけのじょうおう)様と北向道陳(きたむきどうちん)

 茶の湯の大名人。


津田宗及(つだそうきゅう)

 堺の商人。


・レラ

 大鷲。アイヌ語で「空」を意味する。



「越後軍」


従五位下(じゅごいげ)長尾信濃守(しなののかみ)晴景(はるかげ) 三十三歳

 羽茂本間との全面対決を決意した長尾家の新たな当主。病弱な身体、思い込みが激しく、自分の都合が悪いことを聞くと気分が悪くなる。一介の村人に過ぎなかった主人公に敵愾心を燃やし、何が何でも滅ぼすべく命の限り行動しているが……?


・直江大和守(やまとのかみ)実綱(さねつな) 三十三歳

 晴景の懐刀。長尾家の事を第一に考え、時には有り得ないほどの残忍な策を使うことも辞さない。


中条(なかじょう)藤資(ふじすけ) 六十歳

 故長尾為景の懐刀だった古武士。普段は陽気だが一度激怒すると凄まじい覇気を発する。晴景の命令に従うか背くか悩んでいる。


柿崎(かきざき)和泉守(いずみのかみ)景家(かげいえ)  二十九歳

 長尾家の先陣を任されてきた猛将。長尾家の事を第一に考えて行動している。果たして……


・長尾景虎 十二歳

 先の「虎千代」。史実では「越後の龍」上杉謙信。元服を許され「景虎」と名乗るようになった。兄である主君晴景に従うよう命ぜられているが……


・天室光育 七十二歳

 曹洞宗林泉寺住職。今回の一件を最も悔やんでいる人物の一人。


・??? 

 謎の僧侶。



「越後軍に臣従・協力する人物」


・上田長尾房長 四十六歳

 越後国南部である魚沼郡を仕切る武将。


・上田長尾政景 十五歳

 房長の嫡男。故為景の娘である莉奈を娶っている。


・山内上杉憲政 

 関東管領職。上野国国主。凡庸、というよりは愚将。


宇都宮尚綱(うつのみやひさつな) 二十八歳

 下野国国主。元僧侶。優柔不断。


・神保長職 三十歳

 越中国国主。一向一揆勢から富山城を奪い返した。


・畠山兼続 二十六歳

 能登国国主。名君畠山義総の子。「代替わり」に当主となったが、荒れる国をまとめる事ができず七尾城で鬱々とした日々を送っている。


・上条定憲 四十七歳

 名門上条上杉家の当主。晴景と手を組み、力を伸ばそうと画策している。

 


第九章で関連性のありそうな人物を優先的に書きました。

後でさらに付け足します。



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― 新着の感想 ―
[気になる点] たしか上杉憲政には聡明な息子がいたはず。 史実では北条に捕らえられて処刑されたが、この物語でもそうなのかな。
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