キャラクター雑感 ルーリアト帝国
ルーリアト帝国
グーシュリャリャポスティ
もう一人の主人公……の予定が後半になるにつれメイン主人公になってしまいました。
当初は本当に設定が無く、
・カリスマがある
・地球連邦軍の異世界人達のまとめ役になる
という二点しか決まっていないため、作者も動かし方が分からずだいぶ迷走しました。
書いている内に地球連邦大統領になるという野望を作者とグーシュ当人が自覚。
それからは勝手に動いて大いに話を動かしてくれました。
最初からこの点を意識して書いていればもう少し面白く、コンパクトに話を進める事が出来たと反省……。
この辺り次作やリメイク時には改善していきたいですね。
ミルシャ
グーシュのパートナーにして、作者が大好きな百合要素要員。
この子もグーシュ同様に上記ぐらいしか設定がありませんでしたが、当初からリアクション要員としての立ち位置が確立されていたため動かしやすかったです。
ルーリアト脱出時に死なせるか生存させるか、実のところ執筆直前まで大いに悩みました。
あんまり無意味な感動要素としての死は入れたくなかったのですが、グーシュの相方として戦闘力強化が必要という点もあり死亡からのアンドロイドとしての復活と相成りました。
続編が書ければ大いに活躍してくれるはずです。
シュシュリャリャヨイティ
終章まで空気でしたが、ルイガ亡き後のグーシュのライバル要員としてメキメキ頭角を現した、作者にとっても想定外のキャラクターでした。
この辺りグーシュのキャラクターが固まった状態で似たものかつ近親憎悪姉妹という設定が上手くハマった結果でしたね。こういうキャラクターを意識して生み出せればいいのですが……。
ですがエピローグでは敵組織のトップに就任してしまいました。こうなると最前線に出張る事は減りますが、さて今後はどうしようかな……。
ルイガリャリャカスティ
グーシュの敵役として設定した、ファンタジー世界の嫌な王族。
多分に漏れずこのキャラクターも上記しか設定が無く、結果随分とブレたキャラクターになってしまいました。
最終的に
・家族、特に妹二人を愛しているが、同時に異才を持つ二人にコンプレックスを抱いている。
・セミックに様々な事を依存している。
・武に関しては逸材。
というキャラクターになりましたが、最初からこの辺り活かしていればとやはり悔やむキャラクターに……。
ではリメイクでは活躍するかと言うと、今考えているリメイク案だとグーシュの反撃が早くなる予定なので、今度は出番が少ないという不憫な男に……。すまねえルイガ。
セミック
ミルシャのライバルとして設定した最強のお付き騎士。
こちらに関してはミルシャ同様に設定が最初から固まっていたために動かしやすかったですね。
ただもう少し一般兵等との戦闘シーンを入れて強さを描写した方が強者感が増したかなと、この点だけは後悔。
イツシズ
ルイガのキャラが固まっていない結果設定された、グーシュの敵役その二。
分かりやすい悪役として、執筆を随分と助けてもらいました。
もう少し内面を描写して、騎士への憧れを持った意外とピュアなオッサンという面も強調してやりたかったですね(やりすぎると悪役面がブレるかな……)。
皇帝サールティ三世
皇帝、以上。
死ぬまであんまり深く設定考えていませんでしたが、「家族思いだけど無能」という面をもう少し表現すればよかったと後悔。
ガズル
「地球連邦の内通者」としてのチョイ役から、ルーリアト帝国内への根回しや工作を行うキャラクターへと大出世したキャラクター。
こういう「書いている最中に必要になった立ち位置」が非常に多かったですね。
ここら辺やはり書いて見ないと分からない、非常に有意義な経験でした。
ルニ子爵
「地球との技術差」を表現するためのリアクション要員でしたが、もっと上手く表現したかったと今は後悔しています。ルーリアトの設定自体が甘かったのが原因ですね。
カナバ、エザージュ、ルライ
セミック、ミルシャ以外のお付き騎士として設定した三人組。
ルニ子爵同様ルーリアトの設定が甘いとばっちりを受けて出番が減ってしまいました。
ちなみに名前はガンダムSEEDのザフトの女性評議会議員から。
アイリーン・カナーバ、エザリア・ジュール、ルイーズ・ライトナー。
二人は劇場版でも出番があったのでご存じの方も多いと思います。
耳長族
エドゥディア帝国のエルフの設定が固まった今となっては、こいつらももっと活かせた筈と後悔の対象に……。
宇宙エルフ達も続編では色々と出したいですが、これ以上勢力増やすのもどうかな……。
量が多いので
ルーリアト帝国
地球連邦
七惑星連合
その他
に分割投稿します。
ちょっと次回作が難航しているため、告知等と一緒に徐々に投稿していきます。
次回更新日時は未定です。




