表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/535

火星民主主義人類救世連合軍 宇宙艦艇解説

重統制艦

 火星宇宙軍の艦隊旗艦専用艦。

 防護艦や投射艦ではなく傘下の統制艦を制御下に置く事で大規模な艦隊を統制する大型艦。

 船体の大部分を火人連にとって虎の子の地球から密輸した高性能コンピューターが占めており、量産はおろか整備にも難儀している。

 とはいえそれだけに性能は折り紙付きで、異世界派遣軍の軌道コントロール艦以上の指揮能力を誇る。


・命名規則 創作物の神格

・全長 315m

・武装 ガトリング式200mmレーザー砲×4

 ※火星宇宙軍の象徴的武装。見た目は強そうだが出力の低さを大口径化で、照射時間の短さを多連装化で補った窮余の兵器であった。

 電力供給さえ改善されれば大雑把さゆえの構造的余裕から強力な兵器となりうる。



統制艦

 防護艦と投射艦をコントロールして艦列を編成する火星宇宙軍の要となる艦。

 一隻の統制艦でだいたい50隻程度の艦をコントロール可能。

 

 火星宇宙軍の一糸乱れぬ艦隊行動の要となる艦だが、あの艦隊運動は重統制艦とデータリンクした上でコンピューターによる補助と各艦の職人芸じみた操作を同時に行う事でようやく可能になっている物であり、実のところ統制艦自体のソフト面の性能は低い。


・命名規則 創作物の神格

・全長 260m

・武装 ガトリング式200mmレーザー砲×2



標準艦

 火星宇宙軍の最新鋭艦。

 艦隊を編成しなければ戦闘はおろか哨戒などの通常行動すら行えない従来艦に代わり、単艦でも各種任務を行えるように設計された。

 地球から流出した巡洋艦のデータが用いられており、公開されているカタログスペックでは重巡洋艦に匹敵する高性能艦である。


 実は極秘に地球から横流しされた人格消去したSAが搭載されており、船体制御の大半をそのSAが行っている。

 船体自体にもカルナークを始めとする七惑星連合の技術が用いられており、異世界派遣軍と言えども侮れない性能を持つ。


・命名規則 芸術家や作家、学者の名前

・全長 380m

・武装

 連装250mmレールガン×4

 200mmレーザー砲×2

 40mm機関砲×52

 対艦核ミサイル発射管×2



防護艦

 艦隊防護を担う小型艦。

 操作権限は基本統制艦に委ねられており、乗員は整備補修と非常時の人力操作要因としての側面が強い。

 700mmに及ぶ分厚い装甲と大口径のレーザー砲を6本束にした汎用レーザーを主砲に持つが、装甲は戦列艦や重巡洋艦の主砲クラスには無力で、レーザー砲も口径の割に出力が低く牽制程度の威力しかないのが実情である。


 そのため、火星宇宙軍でも投射艦のみにして防護艦を廃止する動きがあるなど、不遇な艦である。


・命名規則 番号

・全長 直径120mの球形本体構造に80mの可動式スラスラー部

・武装 ガトリング式200mmレーザー砲×1



投射艦

 火星宇宙軍の火力を担う攻撃専門艦。

 乗員は統制艦の命令に従い引き金を引くだけの乗員一名のみ。

 武装は船体と一体化した……というか、武装にコックピットが付いただけのきわめて割り切った設計の艦である。


 主砲のレールガンは小口径で弾速を重視したものだが、それでも異世界派遣軍の戦列艦に及ばず、実際の命中率や威力を疑問視する声がある。


・命名規則 番号

・全長 200m

・武装 320mmレールガン×1



運用艦

 防護艦と投射艦を目的地まで輸送する専用艦。

 UFOキャッチャーのアームを巨大化したような見た目をしており、最大100隻の投射艦ないし防護艦を輸送できる(二種の艦を混ぜて輸送できないと言う欠点がある)。

 最大の特徴は艦内居住スペースの充実で、遠心力式の重力ブロックが設けられている。

 重力ブロックには食堂、シャワールーム、運動スペースがあり、劣悪な環境で働く防護艦と投射艦乗員の士気を保っている。


・命名規則 番号

・全長 500m

・武装 なし

副反応が重いため設定資料でご勘弁を。


次回更新予定は5月29日の予定です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ