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設定解説 地球連邦の情報機関

だいぶ後半に出て来る地球連邦の情報機関に関する解説です。

・内務省捜査局

 内務大臣直轄の情報組織。

 地球連邦を構成する各自治国内の不穏分子の取り締まりに従事する組織であり、自治国政府や軍、警察、省庁等の公的機関に多くの協力者やスパイを潜伏させていると言われている。

 情報収集能力は高いものの、どちらかと言うと各自治国を中心とした内部監視のための組織のため、それ以外のテロリストや外部の諜報組織への対応は苦手で、固有の武力も持っていない。

 実力行使の際は内務省軍が動くことが多い。



・連邦捜査局

 司法省に属する警察組織。

 地球連邦内の治安維持活動に従事する組織で、テロ・スパイ、政府の汚職、複数の自治国に渡る広域事件、国際犯罪などの捜査を担当する。

 特に重要なのが政府汚職に対する強い捜査権限で、特別捜査チームと呼ばれる独立捜査官と特殊権限を持った専用アンドロイドが政府へ睨みを利かせている。

 独自の武力としては各自治国支部に小隊から中隊規模の武装警察隊を持っており、総数で見た場合師団規模のSSを傘下に持つ。

 ただしあくまでも警察組織であるため、本格的な軍事行動となるとおぼつかない。



・中央情報局

 大統領直轄の安全保障会議直轄の対外諜報組織。

 地球連邦外の存在が限られるため、もっぱら敵対的異世界や火人連への諜報を行っているが、地球に何らかのアクションを起こせるような異世界など事実上存在しないため、ほぼ火人連専門の諜報組織となっている。

 だが親火星派蔓延る地球連邦の官僚達による妨害もあり、実のある……少なくとも外から見て成果のあるような活動はほとんど確認されていない。

 そのため長らくその存在意義には疑問符がついており、廃止を主張する声も少なくない。

 しかし現与党はその声を一蹴し、毎年使途不明の巨額の予算を付け続けている。



・公安調査局

 大統領直轄の秘密警察(と、言われている)。

 地球連邦市民の中の危険分子や外部のスパイ、過激思想の持ち主やテロリスト、またはそうなる可能性のある人物を発見、監視するための組織。

 ここまでは表向きだが、裏では発見、監視、そして排除まで行っているという黒い噂のある組織である。

 明らかに胡散臭く、そして危険な存在だが設立にナンバーズが絡んでいるため野党も口を出せない聖域化された存在。

 局長以下メンバーは全員アンドロイドで、参謀型クラスの高性能アンドロイド捜査官200名を中核に5000名の指揮官型クラスの高性能アンドロイド達で構成されている。

 武装に関しても強力で、大気圏内活動に特化した専用の航宙艦や陸軍並みの重武装を保有している。

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