ハイルとイブの再開
ハイルはイブの下へと辿り着いた。
ハイルは涙を流しイブに抱きついた。
「久しぶりねハイル。ごめんね、今まで会えなくて」
「ううん。でもなぜ会えなかったの?」
「融合体が強すぎるからよ。融合体から身を隠すためここにいるの」
エデンが会話に割り込む。
「妾の封印を解いてはくれんかのう。妾なら転生者にも対抗できる力が備わっているぞ」
「封印は解いてあげるわ。しかし転生者自身ではないと不死身ではないの。そして転生者を倒せるのは転生者だけ。私達では勝てなかった。後は彼らに任せましょう」
こうしてハイルは無事親友のイブと再開することができた。
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「おのれアダムとイブめ。私が力を溜めている間に私を滅ぼそうと転生者を送り込んだな。いいだろう見せてやる。最強が誰かということを」
融合体の名前はカオスだった。
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俺達がラスボスに辿り着くと気持ち悪い目玉の怪物が目の前に君臨していた。
「ようお前がラスボスか名前は?」
「私はカオス。お前如きに負けたりはせぬ」
「そいつはどうかな。さあ殺し合おうぜ」
俺達とカオスの戦い、そしてこの物語の最後の世界が始まった。




